大阪南部の熊取では、田んぼ一面、黄金色に実った稲穂が深く頭を垂れ下げ、今か今かと刈り取りを待っている状態です。
そうした中、地区の先頭を切って、私の畑の傍のF氏の田んぼで稲刈りが始まり、いよいよ収穫の秋に突入しました。
わが家でも、先日サツマイモの収穫を行いました。
掘りたてのサツマイモは焼きイモにして食べたらとても美味で、女性にはたまらない食べ物の一つではないでしょうか。
サツマイモには健康効果もあって、ガンや動脈硬化の予防、整腸作用、疲労回復、美肌効果、便秘解消などが期待できるようです。
美容と健康に最適な食物と言われていることからも、女性には人気の食物なのかも知れません。
さて、今年の我が家のサツマイモ栽培は鳴門金時の苗を10株購入して植え付け、その後、その蔓が伸びてきた1カ月ほど後に、その蔓の一部を切り取り、苗として植え付けたのが10本ほどで、合わせて20株ほどを植え付けました。
・これが購入した10株の一部です。奥に見えるのが1カ月ほど後に植え附けた蔓です。
先日収穫したところ、最初に植えた10株は思いの外よくできていました。
収獲は長く伸びた蔓を切り取り、株の周りをスコップで掘り上げて芋を取り出します。
この時気をつけなければならないのは、蔓の中に毒蛇のマムシがいることがあります。
わが家より少し早目に収穫した菜園仲間のT氏の畑では、マムシを1匹発見し、棒で捕獲して無事でしたが、このような危険な場面に遭遇することもたまにあります。
今年は比較的形のよい芋が1株当たり10個前後ついており、栽培結果について満足しているところです。
・これが1株についていたサツマイモです。
よくできた要因を考えてみると、苗を斜めに植え付けたことではないかと思っています。
この植え付けにより、節々から多くの根が出て、その先にたくさんの芋ができたと自己分析しています。
・これが芋がついていた地下茎です。赤色の茎が地下に入っていた部分ですが、この長さが昨年より長く、これが豊作の要因のように思われます。
最初に植えた10株ほどはどの株はたくさんの芋をつけていましたが、遅れて植え付けた10株は数も少なく芋も小さめでした。
1ヶ月の違いが芋の生長に大きく関係しているようですが、全体としては、今年のサツマイモ栽培は満足のいく結果でした。