らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

世界一の長身

2015-10-28 | 雑学

現在、日本でも世界の国々でもギネスブックに挑戦することがブームになっているようです。

先日、中国東部の江蘇省で開かれた催しで、4トン余りのチャーハンが作られ、世界最大だとして一度はギネスの世界記録に認定されました。
しかし、その後、一部がゴミ収集車で運び出されて豚の餌にしていたことがインターネット上で暴露されたことから、食べ物を無駄にする行為は認められないとして記録が無効となり、ギネスの登録から抹消されたとのニュースが報じられていました。

中国では、現在、宴会の際などの食べ残しが社会的な問題となっていて、インターネット上では「記録の無効は当然だ」といった意見や「最も多くの食べ物を無駄にした世界記録だ」などと、今回の行為を批判する意見が相次いでいるということです。

ところで世界一と言えば、世界一の背の高い人は何センチだと思いますか?
実は、身長の世界一は272センチなのだそうです。

アメリカ・イリノイ州に住んでいたロバート・パーシング・ワドローさん(1918年2月22日~1940年7月15日)は、「疑う余地のない医学的な記録がある中で、最も身長の高い人間」としてギネスブックに記載されている男性だそうです。
既に亡くなっていますが、死亡時の身長は272 cmという前例のないものであり、体重は約200 kgあったそうです。

因みに、日本で一番背の高い人は、松坂良光さんの237cm、次いで岡山恭崇さんで230cm、日本人男性の平均身長はおよそ172センチです。
ワドローさんは日本人の平均よりも1mも高いということになります。

ワドローさんの身長がこれほど伸びたのには理由があるそうです。
彼は出生時の体重が3800㌘、身長は正常であり、2歳までは身長の伸びに異常はなかったそうです。
ところが、2歳の時にヘルニアの手術を受けた際に体の一部に損傷を負ってしまったようで、手術をしてからは、急速に成長していくようになりました。
5歳の時に163センチ、8歳の時には既に、188 cmになっており、10歳では198 cm、体重は100 kgに達していました。
そして、11歳の時に既に2メートルを超え、22歳で272センチになったそうです。
このままいくと3メートルを超えてしまうのではと思われた矢先、彼は22歳で亡くなったと言うことです。

このように桁はずれに背の高い人は成長ホルモンの分泌過剰が考えられるそうです。
通常17歳前後に成長ホルモンの分泌は終了しますが、何らかの理由で分泌量が増加したり、分泌し続けると成長が止まらなくなってしまうと言うことです。

272センチの巨人ワドローさん、生前は何かと不自由な面があったのではないでしょうか。
身長も体重もほどほどが一番いいですね。