頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

サルトリイバラ(果実)

2010年11月14日 | 植物

頼成の森の山道を歩くと、日当たりのよい林縁のところどころに、サルトリイバラの赤い実が目につきます。サルトリイバラは、サルトリイバラ科(ユリ科という説もあります)の棘のあるツル性落葉半低木です。サルトリイバラは多いのに、実をあまり見かけないのは、雌雄異株のせいかも知れません。

サルトリイバラの葉は、近畿圏以西では、柏餅にカシワの葉の代用に用いられることが多いとのことです。

また、サルトリイバラの葉は、ルリタテハの幼虫の食草です。頼成の森では、コナラの樹液などにルリタテハがよく集まっているので、サルトリイバラに幼虫がいないか探していますが、まだ見つけていません。

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《サルトリイバラ(果実) 2010/11/12》

※ 「ツキノワグマ出没警報(第4回)」(11月12日)

               http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1709/kj00009923.html      

※ 頼成の森のイベント

     『頼成の森・感謝の集い』 11月28日(日)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。) 

     http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html

※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。

※ この記事へのご意見等は ranjyounomori02*theia.ocn.ne.jp までお寄せください。

   (*を@に換えてメールしてください。)

(HK記)

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