先日、10台ある頼成の森のバーベキュー施設で、越冬している昆虫を調査しました。
詳細は別にまとめるつもりですが、ナミテントウとオオトビサシガメが圧倒的に多く、クサギカメムシ、カメノコテントウ、ハムシの仲間、キアシナガバチも確認できました。
アシナガバチは、スズメバチと同じように、女王バチだけが越冬して時代に命をつないでいきます。したがって、バーベキュー台のカバーの中で越冬していたキアシナガバチは、女王バチです。キアシナガバチは、「都市のスズメバチ」(山内博美著)によると、名古屋では市街地には少なく、周辺に雑木林や緑地が多いところでよく見かけられるそうです。頼成の森にも多いようですが、詳しいことは不明です。なお、キアシナガバチについては、富山市科学博物館の根来尚氏にアドバイスをいただきました。
《バーベキュー台のカバーの中で越冬するキアシナガバチ 2011/01/23》
※ 森林科学館では、スノーシュー(大型、中型、小型)や輪かんじきを無料で貸し出ししていますので、ご利用ください。
※ 頼成の森のイベント
『冬も楽しい森の中探検』 2月6日(日)
(3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)
http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html
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(HK記)