頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

キアシナガバチ(越冬)

2011年01月25日 | 昆虫

先日、10台ある頼成の森のバーベキュー施設で、越冬している昆虫を調査しました。

詳細は別にまとめるつもりですが、ナミテントウとオオトビサシガメが圧倒的に多く、クサギカメムシ、カメノコテントウ、ハムシの仲間、キアシナガバチも確認できました。

アシナガバチは、スズメバチと同じように、女王バチだけが越冬して時代に命をつないでいきます。したがって、バーベキュー台のカバーの中で越冬していたキアシナガバチは、女王バチです。キアシナガバチは、「都市のスズメバチ」(山内博美著)によると、名古屋では市街地には少なく、周辺に雑木林や緑地が多いところでよく見かけられるそうです。頼成の森にも多いようですが、詳しいことは不明です。なお、キアシナガバチについては、富山市科学博物館の根来尚氏にアドバイスをいただきました。

Pictimg_7538

《バーベキュー台のカバーの中で越冬するキアシナガバチ 2011/01/23》

※ 森林科学館では、スノーシュー(大型、中型、小型)や輪かんじきを無料で貸し出ししていますので、ご利用ください。

※ 頼成の森のイベント

     『冬も楽しい森の中探検』 2月6日(日)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。) 

     http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html

※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。

         〒939-1431 富山県砺波市頼成156

         TEL : 0763(37)1540  FAX : 0763(37)1450

※ この記事へのご意見等は ranjyounomori02*theia.ocn.ne.jp までお寄せください。

   (*を@に換えてメールしてください。)

(HK記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする