これはアジサイ
主役の「花しょうぶ」は今、土の中で眠っています。
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今年の「頼成の森 花しょうぶ祭り」の会期は、6月12日(金)~6月28日(日)となりました。
例年は10日間の祭りですが、今年は新幹線開業と第30回を記念して17日間に延長しました。
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ん~、花が咲いている?
心配はいりません。
600品種もあるから、「花数の多寡」に拘らなければ、必ず花を見ることができます。
実は例年の10日間の会期だと、開花が終わっている品種もあったのです。
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今年は、極早生 (ごくわせ) から晩生 (おくて) まで、ぜ~んぶ見せます。
一本の茎に花芽が3個程つき順に開花するけど、生気があって美しいのは一番花。
カメラの焦点を合わせるなら一番花に限るよ!
よい写真は、カメラの都合ではなく、花の都合に合わせて!
だから、カメラを持って何回でも花に会いに訪れて下さい。
しかし、よく言われる 「質」と「量」 の問題はありますよ。
ソメイヨシノのように一気に咲いて一気には散らないのが花しょうぶ。
品種が多いから咲く時期がバラバラ
いつ訪れるかは、何を見たいかで判断した方がよい。
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第1回「頼成の森 花しょうぶ祭り」は、昭和61年6月27日(金)~29日(日)。
昭和53年当時、砺波商工会議所会頭(兼砺波観光協会会長)であった岩川毅氏が
花菖蒲の苗を1000株、頼成の森に寄贈された。(※今は70万株とも称される。)
これをきっかけに、その後、富山県において荒廃田を水生植物園へと整備が進められ
当時頼成の森部長であった米田進氏や砺波商工会議所の尽力により、昭和61年に第1回
「頼成の森 花しょうぶ祭り」が始まった。
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平成1~5年、祭り会場が手狭になったため、県は水生植物園の再整備を実施し
今の「頼成の森 花しょうぶ祭り」のメイン会場が完成し、現在に至っている。
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「頼成の森 花しょうぶ祭り」は、実行委員会方式で運営され、そのメンバーは次のとおり。
富山県・砺波市・砺波商工会議所・一般社団法人砺波市観光協会・公益財団法人花と緑の銀行
・栴檀野自治振興会・栴檀山自治振興会・砺波市連合婦人会・栴檀野商工振興会
頼成の森では、木々の根元から 「春」 が広がっています。