雰囲気のある曇り方。
遠方の山はうっすらと、砺波平野らしいイメージに仕上がっています。
まるで人影のような杉!
歳をとると、人は丸くなるという。
杉は歳をとると、本当に丸くなる!
富山県名物のボカ杉は、血気盛んな時期は削りたての鉛筆のように
小気味よくチクチクの鋭い鋭角だが
40年くらい経過すると、だんだん先端が丸くなってくる。
幼年期、少年期、青年期、壮年期、中年期、前期高年期、中後期高年期の区分からすれば
この写真の杉は、「中年期」あたりだろうか。
雪が解けるとドングリが地面に無造作に転がっています。
芽は土を探しているようだけど、うまく着地するのでしょうか。
例年のことながら、ドングリの行く末を案じヤキモキする季節です。