天を指すように伸びるスギの木もようやく雪の重みから解放されつつある。大雪の峠は
越したようだ。久しぶりの青空に、太陽の有難さがわかる。
枝に降り積もった雪も盛んに落ち始めている。耳を澄ますと、午前中はザザー、サー、
ドドーンと言った音だったのが、雪が解け始めた午後になるとドン、バタバタといった
音に変わったように聞こえる。多分、雪の質が重くなったのであろう。
この天気に誘われ、今日は来園者が多い。自前のかんじきやスノーシューを持参される方、
科学館で借りられる方いろいろであるが、大歓迎である。とは言え先日来の大雪で除雪
で大忙しの方も多いことであろう。頼成の森は365日オープンしているので時間を見つ
けて来園いただきたい。(ただし森林科学館は火曜日休館)