頼成の森の雪解けもだいぶ進んだ。遊歩道も地面が見えるところが増えてきた。
特に木々の周りの雪解けが進んでいる。これは雨が降ると、木の幹を雨水が伝う
ため(樹幹流)、早く雪が消えるものである。
ミツバツツジの小道からツバキの小道へ歩を進めると、コナラの大木がある。
今まで気が付かなかったが、直径1mもあり、頼成の森のコナラの中で、1、2
位の太さでなかろうか。おそらく昔の炭焼きの際、伐採されずに残ったものと
思われる。
さらに、花しょうぶ田へ歩を進めると、サクラ草の池から妙な鳴き声が聞こえてきた。
ヤマアカガエルが鳴いていた。もうペアリングの時期となっている。春が近いことを
知らせてくれる。そういえば、ホオノキの新芽も少し膨らんだように感じる。
頼成の森の気温も10度を超えた。暖かいひな祭りとなった。