頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

ナンバンギセルの花

2010年09月04日 | 植物

頼成の森は、午前8時現在、天候は晴、気温は25℃です。

森林科学館周辺では、ホオジロ、ヒヨドリ、カケスなどの鳴声がします。

ナンバンギセルは、ハマウツボ科の一年生の寄生植物で、イネ科やカヤツリグサ科など単子葉植物の根に寄生します。地上に出るのは花柄で、その先端に横向きのピンクの花を一つ咲かせます。ナンバンギセル(南蛮煙管)は、この花の形から名づけられたようです。万葉集に詠まれた「道の辺の尾花が下の思ひ草今さらさらに何をか思はむ」の「思い草」はナンバンギセルであろうと言われています。頼成の森のナンバンギセルは、年々少なくなっているようです。

Pict100901

《ナンバンギセル 2010/09/01》

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《ナンバンギセル 2010/09/02》

※ 頼成の森のイベント

     『キノコ狩と観察会』 10月17日(日)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。) 

     http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html

※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。

※ この記事へのご意見等は ranjyounomori02*theia.ocn.ne.jp までお寄せください。

   (*を@に換えてメールしてください。)

(HK記)

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