頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

森からの贈り物

2017年12月15日 | 動物
先日来の雪も峠を越し、久しぶりの晴れ間となった。さすがに
園内は歩いた様子がない。ホオノキ台までの新雪を独り占めであった。


葉っぱを落とした里山林。見通しが良いので、見かけない木を発見した。
「カキ」である。人家では一般的であるが、森にあるのは珍しい。きっと
動物(哺乳類)がタネを運んだに違いない。実がとっても小さいので、
俗に言う「豆ガキ」であろう。

この小さな実を小鳥のエナガが盛んについばんでいる。残念ながら私の
カメラで撮ることはできなかったが、「ツイーチリリリリ」と高い声で
鳴き、長い尾も特徴的でとってもかわいい。この実はエナガにとっても
大事な贈り物に違いない。


雪の上には動物の足跡。ノウサギの歩幅がとっても狭い。きっと近くに
天敵がいないのだろう。安心してゆっくり歩いているようだ。


リスのかわいい足跡もあった。

あと、カモシカやテンの足跡も観察できた。動物の歩幅や進行方向を見ると
その時どんな状況だったのか、想像するだけでも楽しい。

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