前の記事に掲載した図、小さすぎてよく分からないかも知れません。拡大した図を掲載します。上が国交省が2005年の時点で利根川の河川整備基本方針を策定する際、現行モデルは実測値(観測流量)とよく適合している証拠として提示した図です。出所は下記です。
http://www.mlit.go.jp/river/basic_info/jigyo_keikaku/gaiyou/seibi/pdf/tone-2 . . . 本文を読む
10月19日付け東京新聞の一面トップは、国交省が八ッ場ダム建設の根拠としている1947年のカスリーン台風洪水の際の氾濫被害図を捏造したという記事でした。国交省は、標高200mの山の上まで洪水が達したかのような図を作成しているのですが、大熊孝氏が明らかにしたように、そして地元の人々が証言しているように、もちろん実際には山の上まで洪水で浸かったという事実はなかったというものです。詳しくは下記。東京新 . . . 本文を読む
9月25日に4年半ぶりの利根川・江戸川有識者会議が開かれたことは二つ前の記事で述べた。事前に資料が送られることはなく、その場で93通のパブコメと、それを聞き捨てにするという従来通りの国交省の方針が提示されたことも述べた。
家に帰ってくると、「会議の場での発言に加えて、追加の意見があれば文書にして27日までに送ってほしい」という内容のメールが入っていた。まさに熟慮する時間を一切与えない酷使ぶりだ . . . 本文を読む
本日(2012年9月25日)の『毎日新聞』の西日本版の朝刊に以下の記事が掲載されました。
***以下サイトより一部引用***
http://mainichi.jp/area/news/20120925ddp041040009000c.html
森が降った雨をためて洪水を緩和する「緑のダム」効果が、時間雨量30ミリ以上の強雨時に顕著に表れ、総雨量400ミリを超す大雨でも頭打ちにならないとの解析 . . . 本文を読む
昨年12月、藤村官房長官は八ッ場ダム建設の条件として「河川整備計画の策定」とダムが中止になった場合の計画地域の住民の「生活再建支援法の立法化」を条件に掲げた。
国交省は相当に急いで河川整備計画を策定しようとしている。どうしたことか、私のところに利根川・江戸川有識者会議の委員になって欲しいと国交省から依頼があり、委員を務めることになった。経済産業省の原子力ムラの内部でのインサイダーによる意志決定 . . . 本文を読む