前の記事に掲載した図、小さすぎてよく分からないかも知れません。拡大した図を掲載します。上が国交省が2005年の時点で利根川の河川整備基本方針を策定する際、現行モデルは実測値(観測流量)とよく適合している証拠として提示した図です。出所は下記です。
http://www.mlit.go.jp/river/basic_info/jigyo_keikaku/gaiyou/seibi/pdf/tone-2.pdf
下の図は、日本学術会議が2011年の9月28日の公開説明会で、現行モデルは観測流量と乖離しますが、新モデルであれば観測流量とよく合致しますという証拠として提出した図です。出所は下記。
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/bunya/doboku/takamizu/pdf/haifusiryoukoukai3.pdf
何か言葉をはさむ必要はないと思います。皆様、この二つの図をよく見比べて、観測流量(実測値)改ざんの事実を確認してください。
2005年作成の図では、観測流量(実測値)が、現行モデルの計算値より外側に膨らんでいますが、2011年の図では、観測流量はそっくり現行モデルの内側におさまってしまうようにスリムにやせ細ってしまっています。新モデルの計算結果の結果に合わせようとしたのでしょう。
驚くべきは、日本学術会議の下記の結論でしょう。出所は下記の日本学術会議による回答の16ページにあります。
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-k133-1-2.pdf
「・・・・モデルパラメータの同定に用いなかった昭和33年洪水、昭和34年洪水に適用した再現結果がよいということは、新モデルの頑健性を示すものと判断する。・・・」
観測流量のデータを改ざんした上で、「再現結果がよい」「頑健性を示す」とは何事でしょうか。
私はこれを読んだとき、唖然として言葉を失いました。いったいこの国は、どこまで堕ちていくのでしょうか。
http://www.mlit.go.jp/river/basic_info/jigyo_keikaku/gaiyou/seibi/pdf/tone-2.pdf
下の図は、日本学術会議が2011年の9月28日の公開説明会で、現行モデルは観測流量と乖離しますが、新モデルであれば観測流量とよく合致しますという証拠として提出した図です。出所は下記。
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/bunya/doboku/takamizu/pdf/haifusiryoukoukai3.pdf
何か言葉をはさむ必要はないと思います。皆様、この二つの図をよく見比べて、観測流量(実測値)改ざんの事実を確認してください。
2005年作成の図では、観測流量(実測値)が、現行モデルの計算値より外側に膨らんでいますが、2011年の図では、観測流量はそっくり現行モデルの内側におさまってしまうようにスリムにやせ細ってしまっています。新モデルの計算結果の結果に合わせようとしたのでしょう。
驚くべきは、日本学術会議の下記の結論でしょう。出所は下記の日本学術会議による回答の16ページにあります。
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-k133-1-2.pdf
「・・・・モデルパラメータの同定に用いなかった昭和33年洪水、昭和34年洪水に適用した再現結果がよいということは、新モデルの頑健性を示すものと判断する。・・・」
観測流量のデータを改ざんした上で、「再現結果がよい」「頑健性を示す」とは何事でしょうか。
私はこれを読んだとき、唖然として言葉を失いました。いったいこの国は、どこまで堕ちていくのでしょうか。