自由経済と官僚主義 -自由市場経済のボリシェビキ- 2006年12月01日 | 政治経済(国際) 市場原理主義は、IMFという極めて閉鎖的で不透明で非民主的で官僚主義的な体質を持つ国際機関によって、軍事力も動員しながら、民意を無視して、まず中南米諸国に押し付けられ、それが世界に拡散していったのです。ロシアではしばらくしてIMFのことは「自由市場経済のボリシェビキ」と呼ばれるようになりました。つまりとてつもない官僚主義的な方法で、議会や民意も無視して、強圧的に国営企業の民営化や急激な関税の撤廃など、ロシアの工業基盤を根こそぎ破壊するような暴挙を行ったのです。 . . . 本文を読む