代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

国交省はハゲ山で踊る ―八ッ場ダムをめぐって

2010年02月15日 | 治水と緑のダム
 「今後の治水のあり方に関する有識者会議」の鈴木委員は、「このパラメーターだとハゲ山以上の流出をもたらす」と言っております。私は、このパラメーターは「森林を皆伐でもすればあり得るかも」と考え、東京新聞の取材に対してそうコメントしていたのに対し、鈴木委員は「ハゲ山の裸地斜面ですらこんな値にはならない」と言っているわけです。国交省が同定したパラメーターのいい加減さに関して、私以上の酷評を加えているわけです。  皆さん、「ハゲ山以上に荒れた状態の森林」って、どんな森林を想像できますか?  . . . 本文を読む