*伐採をすると洪水時の流出量は増える。しかし、規模の大きな洪水への影響は相対的に小さい。
*1960年代以降、森林は成長し、保水機能増加の方向には向かっている。しかし洪水流出を減らすほどになるには年月が短すぎる。このため森林の成長が流出計算モデルのパラメータに影響は与えない。したがって同一降雨に対する洪水ピーク流量は不変である。
*ただし、今後、人工林を放置(間伐遅れ)したり、伐採しても再植林を放棄したりすれば、流出が変化する(=洪水流出が増大する)可能性もある。
. . . 本文を読む