代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

アッキーよあなたまで! 国民の血税と資産の簒奪は長州閥の伝統

2017年02月17日 | 政治経済(日本)
現政権は支持しなくても、そのファーストレディだけは信頼し尊敬してきた。それなのに・・・・・。裏切られた気分である。アッキーが名誉校長を務め、「神道教育」を掲げる森友学園が、国有地を適正価格の1割で購入したというこの事件。国民の血税と資産を、政権が私物化して、仲良し縁故グループで分け合って、私腹を肥やしているという構図である。南スーダンの「戦闘」問題にしろ、この国有地払下げ問題にしろ、日本の世論がまともであれば、内閣総辞職に相当するスキャンダルだろう。権力を得ると、国家資産を私物化し始めるのは長州閥の伝統だ。明治以来の主な事件を振り返ろう。 . . . 本文を読む

教科書から「鎖国」が消える、次は「幕府」を消そう

2017年02月17日 | 長州史観から日本を取り戻す
 文科省の学習指導要領で「鎖国」という言葉が消え、「幕府の対外政策」に改められるという。私は基本的に、指導要領も教科書検定も廃止すべきで、どのような学術用語を使うかも各教科書執筆者の自主的判断に任せるべきだとは思う。しかし、「鎖国」が明治時代の言説であり、学術的な判断として、使うべきでないという点に関しては、至極同意する。  「鎖国」も「士農工商の身分制度」も、明治の長薩藩閥政権が、江戸時代を暗 . . . 本文を読む