西島和著『日本の堤防は、なぜ決壊してしまうのか?』(現代書館) 2020年09月08日 | 治水と緑のダム 国交省は、効果が限られているダムとスーパー堤防に多額の予算を配分するために、実際にはもっと費用対効果の高い「決壊しにくい堤防」の整備を、故意に政策メニューから消してきたのです。本書は、その衝撃の事実を綿密な考証によって明らかにしています。いわば国の「未必の故意」として、各地で堤防決壊という最悪の被害を頻発させているのです。 . . . 本文を読む