前回の記事の続きだが、一つの臨床例をあげてみた。
保険診療症例であるが、このように
保険診療であっても多数歯にわたり処置しなければ
ならないものは、ハイジーンのことも考慮し
現状の口腔内環境を改善してあげる必要がある。
そこでテンポラリーを行うのである。
その根底にある意義はここでは明記しないが
ヒントは初期治療について考えてもらうと、
意義の予想はできると思う。
また、保険診療において、パノラマと10枚法の算定については
一初診につき一回だけしか算定できない問題が確かにある。
また、10枚法を初診、再評価、2回目の再評価、ファイナル時と
4回ほど行うと当然、3回分は算定できないので
無報酬での行いになる。
ゆえ、自分自身のスキルの評価を行うためには仕方ないことである。
いかに保険点数をうまく算定できるかに、こだわることより
いかに目の前にある症例の問題を解決していくかに、こだわるのが
医療の本質である。
それにしても、出来高払い制の保険歯科医療の最大の問題は
ちゃんとしたステップをふめばふむほど医院は採算があわない。
厚生労働省も保険点数を決めるなら、
我々のこのような苦労と姿勢をもっと考えてほしいものである…
保険診療症例であるが、このように
保険診療であっても多数歯にわたり処置しなければ
ならないものは、ハイジーンのことも考慮し
現状の口腔内環境を改善してあげる必要がある。
そこでテンポラリーを行うのである。
その根底にある意義はここでは明記しないが
ヒントは初期治療について考えてもらうと、
意義の予想はできると思う。
また、保険診療において、パノラマと10枚法の算定については
一初診につき一回だけしか算定できない問題が確かにある。
また、10枚法を初診、再評価、2回目の再評価、ファイナル時と
4回ほど行うと当然、3回分は算定できないので
無報酬での行いになる。
ゆえ、自分自身のスキルの評価を行うためには仕方ないことである。
いかに保険点数をうまく算定できるかに、こだわることより
いかに目の前にある症例の問題を解決していくかに、こだわるのが
医療の本質である。
それにしても、出来高払い制の保険歯科医療の最大の問題は
ちゃんとしたステップをふめばふむほど医院は採算があわない。
厚生労働省も保険点数を決めるなら、
我々のこのような苦労と姿勢をもっと考えてほしいものである…