リキデンタルオフィス 医療関係者向けブログ

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スプリント

2015-07-28 12:07:26 | Weblog
今回も臨床から

臨床においてスプリント療法を用いることは少なくはない。
しかし実際スプリントを用いた治療を行っても
次の来院時、皆はスプリント治療によって何をみて、どう処置、
つまり的確な対処を行っているだろうか。

提示する写真、
ブラキサーの患者に使用してもらっているスプリントである。
来院時まず最初にスプリントを見せてもらう。
じっくり観察すると顎口腔機能の問題点はスプリントに
顕著にあらわれていることが多い。
口腔内を見ずとも、このスプリントだけでどのような状態の口腔内かは
予測できる。スプリント観察後、予測したことが口腔機能の状態と
一致していることを確認するとまず予測通りである。

提示する写真のスプリントの状態を観察して
(写真上の赤で印記されている部分はMICP) 
顎機能と咬合がどのような状態だから
 ・口があまり開かない
 ・習慣性咀嚼側が右側
 と判断したか 考えてみてもらいたい


毎度ながらウェブでは解説はしない。
この解説はバドの9月に行うことにしよう。
でも、
バド(PGI名古屋)のメンバー(特にフッジーナ、いかしか麻布君、しんやIIDA)
は答えれないとポコパンものです。