りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

獅子ヶ岩展望(弥陀ヶ原)

2014-07-20 | 立山
昨日、(公財)とやま環境財団主催の、自然解説員の新しい自然解説コースの現地下見会に参加しました。

朝家を出るとき、強い雷雨で心配しましたが、集合場所に着くころ雨も上がり、

まず弥陀ヶ原のロングコースです、三班に分かれての出発です。

二班の講師は、「立山自然解説ガイド」の著者 佐藤武彦 氏 (弥陀ヶ原ホテル開業時(20年前)から、専属のガイドをされています) です。


過っての登山道何本も→木道(一踏み10年の意味わかりますね)


これまでのコースの分岐点で、右に折れ木道や江戸時代からの登山道(石の並べられた)をたどり一ノ谷の出会いまで行って、獅子ヶ岩の巨岩(立山修験の行場)を展望し折り返しです。


一ノ谷のクサリ場には、まだ残雪が。


ガキの田が多くみられ、ワタスゲが揺れていました。撮影スポットです(帰りに撮った写真です)
ガキの田越しに、富山平野・富山湾の展望すっきり見えました(新湊大橋も)ここはラムサール条約登録地です。






木道に、こんなdroppingsは誰の?

先生「これはキツネの」犠牲者はウサギ、キツネは頭から尻尾まで丸ごと食べるんですって(見習わなくっちゃ)

皆さんの足の速いのについていくのがやっと、なんとか撮ってきたお花の写真です。

チングルマ


イワイチョウ。


テガタチドリ


ミズバショウ


先生からは、弥陀ヶ原の地形、ガキ田の変化、雷鳥の冬の過ごし方、ここの熊の一日、ルリボシヤンマの羽化、追分からの昔の登山道「姥ヶ懐道→姥石」と「一ノ谷道→鏡石」の説明や、S44年の水害で壊れるまであった大日平への道、吊り橋。また英国山岳会員(牧師)ウォターウエストンがたどったであろう道等々貴重なお話をたくさんお聞きしました。

昼食を食べていたら、空が突然暗くなり雷もなりだしたので、急いでバスへ。雨になり午後からの室堂平での「剱岳展望コース」:ロングコース下見会は中止となりました。

昨晩、東部が大雨に見舞われ、東京から帰る息子を駅に迎えに行ったが、魚津近くで5時間列車に閉じ込められ(川が警戒水域を超えたとか)空戻り、今朝3時にタクシーで帰ってきたと言っていました。大事にならなくてよかったです。

今日は少しまだ雨が残りましたが、明日から晴れマークが続くようです。これで梅雨明けでしょうか? 夏の土用に入りました。
コメント (6)
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