ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

ザ・ビートルズ50周年追体験#4 with the beatles

2013年11月22日 | ザ・ビートルズ
 50年前の今日1963年11月22日はビートルズのセカンドアルバムwith the beatlesがリリースされた日だ。「半世紀前を追体験する」という例の方針に従って、今アナログ盤を聴いている。1作目のアルバムPlease Please Meが3月22日発売だったから、ちょうど8ヶ月で新作が出たことになる。

 私の所有するLPは英国モノラル盤ではあるが後にリリースされた再発ものである。プレーヤーも安価な「一応聞ける」たぐいのものだが、久しぶりに聴くこのアルバムの迫力はやはり凄い。前作の1曲目I Saw Her Standing Thereのカウントによる入り方も衝撃的だったが、この2作目もイントロなしのサビからいきなり始まるIt Won’t Be Longだ。さらにカヴァー曲が6曲で、レノン/マッカートニー作7曲、そして初のハリソン作1曲の構成となっている中、ポールが単独で書いたというAll My Lovingだけは良い意味で異色の曲に聞こえる。万人の心を捕らえるキャッチーさがすでに満ち溢れている。私にとってはこの曲の存在だけでもこのアルバムの存在価値が高いのだ。

 予約だけで30万枚、そして発売後21週にわたりチャートの1位をキープしたそうだ。ジョージが2曲、リンゴが1曲リードヴォーカルをとるなど、演奏だけではないバンドとしての一体感も充実した1枚だと思う。

 さて追体験、次は1964年1月20日発売、キャピトル盤Meet The Beatles!である。