「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」発売50周年を目前にした今日、注文していたリミックス盤が到着した。一聴しただけだが、このニュー・ミックス盤は特筆すべき出来である。
私が購入したのは2CD ANNIVERSARY EDITION。ボックスの中にブックレイトと2枚のCDが紙ジャケットに収められている。組み立てのオマケもミニヴァージョンで付属している。CDは1枚が本編のリミックス(ニュー・ステレオ・ミックス)で2枚目はリハーサルの音源がアルバムの曲順に収録されているのに加え、「ストロベリー・フィールズ」の2015年ミックスと「ペニー・レイン」のニューミックスが収められている。
本編のニュー・ステレオ・ミックスに向けて、ジャイルス・マーティンは限られた素材に対しとても丁寧に処理をしたのだろう。かつてYellow Submarine Songtrack でのリミックスを聴いた経験はあったが、サージェント・ペパー・アルバムにおいて左右のバランスが良く、そしてヴォーカルが自然に中央から聞こえてくるなんて感動ものである。また、ベースやドラムのリズム・セクションもくっきりかつ安定したサウンドだ。どの曲も今の時代のバンドCDを聴くような仕上がりに思える。さらに聞き込むと音的に今まで気がつかなかった新しい発見があるかもしれない。
モノ盤とステレオ盤において大きな違いが聞かれたタイトル曲のリプライズの素材は、モノラル・ヴァージョンの方を採用しているようだ。SHE'S LEAVING HOMEのテンポもモノラルの方だろう。つまり今回の50周年アルバムはオリジナル・モノラル盤がステレオ化された全く新しい作品であるとも言える。LOVEでのリミックスによるビートルズ・ナンバーを聴いた時の驚きと同様の感覚である。何度も聴いてきた本アルバムだが、当分の間ヘビー・ローティションとなりそうだ。
そして、来る6月1日がいよいよ「サージェント・ペパー」の50周年である。
私が購入したのは2CD ANNIVERSARY EDITION。ボックスの中にブックレイトと2枚のCDが紙ジャケットに収められている。組み立てのオマケもミニヴァージョンで付属している。CDは1枚が本編のリミックス(ニュー・ステレオ・ミックス)で2枚目はリハーサルの音源がアルバムの曲順に収録されているのに加え、「ストロベリー・フィールズ」の2015年ミックスと「ペニー・レイン」のニューミックスが収められている。
本編のニュー・ステレオ・ミックスに向けて、ジャイルス・マーティンは限られた素材に対しとても丁寧に処理をしたのだろう。かつてYellow Submarine Songtrack でのリミックスを聴いた経験はあったが、サージェント・ペパー・アルバムにおいて左右のバランスが良く、そしてヴォーカルが自然に中央から聞こえてくるなんて感動ものである。また、ベースやドラムのリズム・セクションもくっきりかつ安定したサウンドだ。どの曲も今の時代のバンドCDを聴くような仕上がりに思える。さらに聞き込むと音的に今まで気がつかなかった新しい発見があるかもしれない。
モノ盤とステレオ盤において大きな違いが聞かれたタイトル曲のリプライズの素材は、モノラル・ヴァージョンの方を採用しているようだ。SHE'S LEAVING HOMEのテンポもモノラルの方だろう。つまり今回の50周年アルバムはオリジナル・モノラル盤がステレオ化された全く新しい作品であるとも言える。LOVEでのリミックスによるビートルズ・ナンバーを聴いた時の驚きと同様の感覚である。何度も聴いてきた本アルバムだが、当分の間ヘビー・ローティションとなりそうだ。
そして、来る6月1日がいよいよ「サージェント・ペパー」の50周年である。