「男と女」同様、小学生の頃に聴いた一連のフランシス・レイ作品は「あの愛をふたたび」「個人教授〜愛のレッスン」「さらば夏の日」など。特に「愛の〜」と「さらば〜」はラジオのチャート番組でも人気が高く、よくかかっていたものだ。そして、もうひとつ印象的だったのが「パリのめぐり逢い」である。私はこの映画を一度も見ていないのだが、当時関光男氏のラジオ番組で頻繁に紹介されていた記憶があり、曲はすっかりお馴染みになっていた。レイの弾くボタン式アコーディオンと思われるイントロから始まる美しいメインテーマの他に「キャンディスのテーマ」「カトリーヌのテーマ」の3曲がよく放送され、これらを元に私の想像の中では映画が完成されていた。
こちらに紹介するのはUS盤サントラ。本国盤ではないためかネットで安く手に入ったが、アナログ盤としての音はとても良いと思う。安心して聴くことができるので、時々ターンテーブルに置いて楽しんでいる。米タイトルはフランス語VIVRE POUR VIVREをそのまま英訳したLIVE FOR LIFE。が、日本題の「パリのめぐり逢い」は全く異なったロマンチックな印象をもたらしているので、かなり日本人受けしたのではないだろうか。こうしたセンスはさすがである。
こちらに紹介するのはUS盤サントラ。本国盤ではないためかネットで安く手に入ったが、アナログ盤としての音はとても良いと思う。安心して聴くことができるので、時々ターンテーブルに置いて楽しんでいる。米タイトルはフランス語VIVRE POUR VIVREをそのまま英訳したLIVE FOR LIFE。が、日本題の「パリのめぐり逢い」は全く異なったロマンチックな印象をもたらしているので、かなり日本人受けしたのではないだろうか。こうしたセンスはさすがである。