ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

ジョン・バリーの映画音楽2

2014年11月05日 | ミュージック
 さて、ジョン・バリーのサントラLPとして所有しているアルバムを探してみると、まず「さらばベルリンの灯」「フォロー・ミー」の2枚である。前者のメインテーマは前述のカセットテープにも収録されていた美しい曲。多分人の口笛と思われるサウンドが聞かれる。CD化はされていないかもしれない。
 後者は大学時代の学祭で上映された時に見た映画で、こちらのテーマ曲もシンプルだがどこか神秘的で妖しい雰囲気の曲。4年ほど前にCD化されたがそれまではアナログ盤も高値がついていたらしい。主役の若きミア・ファローがとても魅力的でストーリーも凝っていて面白かった。
 そして最近入手したアナログ盤が写真上の3枚、「キングラット」「ザ・チェイス」と「ザ・ラスト・ヴァレィ」である。前2枚の曲は例のカセットにも収録されており、特にキングラットのテーマはとても美しいメロディを持つ。これは戦争映画のようだがそれとのギャップが新鮮。チェイスはスパイ映画的な不安感を呼ぶテーマ曲とアルバム全体もそんな雰囲気を持つ。そしてラスト・ヴァレイはオーケストラサウンドによる荘厳で美しい音楽である。これらのアルバムを通して聞くと、007とは違ったバリーの映画音楽サウンドを堪能できる。
 他にも「野生のエルザ」のサントラとあのカセットの収録曲と同じLPも購入したはずだが。次回はCDの紹介を。(続く)

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