上砂理佳のうぐいす日記

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大谷美術館&「さらさんじゅ」

2005-08-23 | うぐいすとお仕事
西宮市の大谷記念美術館で8月20日~9月25日まで「ボローニャ国際絵本原画展」が開催されています。くわしくはここへ。
絵本界のビッグイベント=ボローニャ。世界各国の絵本作家、または作家志望のイラストレーター・画家の競演で、見応えじゅうぶん。地元のイタリアからはモチロン、毎年、日本人も多数入選してます(私の友人もかつて入りました)。私も…いつか出そうかな。でも「お話」を作れない。。。って言い訳。
イタリア人作家はテンペラ(油絵に似た技法)が多く重厚かつ繊細な画風。さすがダ・ヴィンチの国です。韓国や中国は水墨画があったりして、お国柄がうかがえるのも見所。日本は「多彩」です。アクリル・CG・木版・銅版・パステル…なんでもアリ。文化のクロスオーバー大国・ジャパンだけど、ウラ返せば、経済的豊かさがモロに画面に反映されてるかな。私も、今年まだ見にいってないのですが、さて、どんな絵があるでしょう~。
行き方は、阪神電車の香櫨園(こうろえん)駅で下車。改札口を出て右を向くと海側、つまり南側に出ます。そのまま右手方向(東)に10分位歩くと大谷美術館です。
さて同じ海側で、逆方向、つまり左手(西)にすぐ「夙川(しゅくがわ)」が流れています。川にかかる小さい橋をトコトコ渡ると、ライトグリーンの建物が。そこの1階の酒屋さんと隣接して、ギャラリー「さらさんじゅ」があります。駅から徒歩30秒(?)でしょうか。
私の版画を、ここで常設販売してもらってるのですが、ボローニャに合わせて、8月30日~9月11日まで、「特集展示」しています。20枚くらいかな。大谷を訪れた際には、是非あわせてお楽しみ下さい。大谷美術館は水曜、さらさんじゅは月曜休みです(私は画廊不在ですが、オーナー奥様が応対してくれます)。

「さらさんじゅ」のオーナー・大西ご夫妻に久々にお会いして、色々おしゃべり。大西氏は本業が精神科のお医者さんです。すべてソフトで優しく謙虚な方。ホンマに「ホトケさん」のよう。私の版画をとても気にいって下さって、来年ここで個展をさせて貰う運びとなりました。
「画廊名の“さらさんじゅ”って、“沙羅双樹”のことですか?」と尋ねたら、「いや、○○語で“猿の庭”という意味なんですよ」…というお答え。この○○を忘れてしまって如何にしても思い出せない。何語だっけ?どなたか御存知の方、教えてくださ~い!(サンスクリット語とか、あちらの言葉です。。。たしか?)
コメント (5)
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