東京マラソンにゲブレシラシエ

　書こうと思って忘れてたけれど、あのマラソン世界記録保持者－－というより人類史上ただ一人の2時間3分台の記録を持つハイレ・ゲブレシラシエが来年の東京マラソンを走るというニュースがあった。
　東京マラソンを走ると聞いても、ものすごい嫉妬に駆られるということはなかったけれど、ゲブレシラシエと同じレースを走るということになると、ちょっと相当にうらやましい事態となる。

　わたしレベルでは、ずーっと後方からのスタートだろうし、スタートも見れなければ、ゴールも勿論見れないが、どこかで1回くらいはすれ違うんじゃなかろうか？ きっとあっという間なんだろうなあ。
　しかし、その事実は重い。というか、サブ4レベルの市民ランナーにとってはきっともう二度とそんな機会はないだろう。

　東京マラソンの優勝タイムは例年ぱっとしないけれど、ゲブレシラシエを呼んできてしまうあたりはさすが石原慎太郎という気はする。
　金持ち向け「チャリティ枠」の設置は、全員公平に抽選という方式に対して、いわば横入りを正当化するみたいな話で、マラソン大会くらいそういうのはやめてもらいたいと思うけれど。

　当日の天候次第では世界最高が出るかもしれない。出ないけれど俄然楽しみになりました。