香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

南極料理人の

2009-08-16 21:20:00 | 本のこと
西村淳さん作、はた万次郎氏挿絵の
北海道旨いぞレシビ付き
『南極料理人の悪ガキ読本』読みました
いやぁ~ こんなに北海道弁丸出しでいいのかい
ホントにもう、はんかくさい男だね西村さん
映画化された『南極料理人』の原作を書いた西村さんの
子供時代を綴った”爆笑青春エッセイ”です
”これは旨いぞ!!ざまみろレシピ”もついています
留萌で生まれ、利尻島で生まれたお祖母ちゃんにしごかれ
父親の転勤で、名寄、網走と引越して行く中
これでもかっというほどの、くだらなくおもしろいエピソード
お祖母ちゃん、お父さん、お母さんもまたユニーク
ホント、笑っちゃいました
昭和30年代からの北海道の様子や凍えるような寒さや
汲取便所の臭さ、牛から搾取したばっかりの牛乳のおいしさ
懐かしくもあり、しかしやっぱりやっていることのはんかくささが
映画では、あの麗しい堺雅人さんが西村さんの役だなんて、
考えたくないわーーーと思ってしまう、下品なのです
でも、本当におもしろかった
南極料理人シリーズ、読んでみようと思います