香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

どちらかが彼女を殺した

2009-09-29 19:15:29 | 本のこと
東野圭吾さんの『どちらかが彼女を殺した』を読みました
加賀恭一郎刑事のシリーズで、『赤い指』と2作目です
東野さんの小説は、はずれはないででしょう
この推理小説は、最初から犯人は絞られているのだけど
小説の結末には、びっくりでした
文庫本では、犯人を想定する言葉が、単行本の時から
1箇所消されているそうです
単行本が発行された直後は、編集部に問い合わせが
殺到したとのことです
文庫本の最後に袋とじで、推理の手引きがついている
というのもびっくりです
このシリーズ、続けて読みたくなりました

瀬尾まいこさんの『見えない誰かと』も読んでいたのです
お友達おすすめのエッセー
ひとりじゃないんだよ
楽しくやれば楽しいんだ
素直って素敵だ
瀬尾さんの飾らない言葉が
胸の中に静かに染込みました

再就職もなかなか侭ならず
試験の結果も駄目駄目で
自分が少し嫌になっていたこの頃
長い付き合いの友人2人には、
会ったり話したりしたら
こんな気持ちをさらけ出しちゃうようで
それは、自分がとても辛いので
連絡もあまりしていなかったこの頃、
昨日、その友人2人と別々だけど連絡を取ったら
2人とも、電話とメールだったけど、
私から何も言わなかったのに
今は話をしたくないんだろうっと
思っていたとそれぞれに言われました・・・
暖かくて、やさしくて、涙が出そうでした
ありがとう