香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

読書集中日

2010-01-13 19:13:09 | 本のこと
宮本輝さんの『夢見通りの人々』

久し振りに読み返しました
前に読んだのは、旅先帰りのの中だったので
4年以上ぶりかなぁ
大坂の夢見通りという商店街の1軒に下宿する
里見春太とその商店街の一癖も二癖もある人々のお話
少しにがくって、生々しくって、おかしくて、悲しい
読んでいてすごく思ったのは、宮本輝さんの小説って
ストーリーも長短編かもテーマも時代も色々と違うけど
芯はずっとぶれていないんだなぁということ
やはりこの本も読み終わって元気が、勇気がもらえました
もう20年以上も前の小説、今読んでも輝いています

中谷まゆみさん原作の『今度は愛妻家』

豊川悦司さん、薬師丸ひろ子さん主演
行定勳監督で映画化されたもの
映画を見に行きたいと思って調べたら
北海道では上映予定の映画館が無い
ひどいじゃぁないですかい
キャスティングを知って読んだからなのか
ぴったりだなぁと思いました
この本は、2002年に舞台化されたものを元に
小説化したものなのだそうで
場面が展開するような進み方で面白かったです
舞台は池田成志さんと長野里美さん主演だったようです
このお話を読みながら想像したのは
映画は「ラブレター」みたいな雰囲気かなぁと
映画、見たいなぁ