香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

蛇行する川のほとり

2011-01-02 15:10:23 | 本のこと
恩田陸さんの『蛇行する川のほとり』

久し振りの恩田作品
高校生5人と、その子たちのまわりで
小さな頃におきた殺人事件をめぐる一夏のものがたり
途中、背筋がぞっとする怖さを感じるけど
読み終わってしまえば、悲しく切なくノスタルジーな気持ち
後半はいっきに引込まれて読んでしまった

平行して読んだり眺めたりしているのが
コロナ・ブックスから出版されている作家シリーズのひとつ
『作家の家』

吉田健一さん、山口瞳さん、澁澤龍彦さん、立原道造さん、
植田正治さん、清家清さん、井上靖さん、有元利夫さん、
高田喜佐さん、熊田千佳慕さん、石井桃子さん、
種村季弘さん、岡部伊都子さん、釘宮對宕さん、長沢節さん
みなさん故人なのだけど、住んでいた家や庭の写真、
本人のエッセー等と、故人との縁戚に当たる方の寄稿文
そして、最後にはおうちの平面図が載っている
それぞれの方の生き方、感覚、姿が見えるようで
小さな写真も含めて、とても興味深く見てしまうし
一流の方々のセンスの素晴らしさに、刺激をうける
このシリーズ、「作家の猫」とか「作家のおやつ」とか
たくさん出ているみたいなので、少しづつ集めようかな

先ほど作っていたしょうがシロップ、灰汁を取りきり
いまは、室温になるまで冷ましている最中
さて、おいしく出来たかな

2011年うさぎ

2011-01-02 14:44:15 | なんでもない話
年があけると、清々しい気持ちになりますが
みなさん、良い年を迎えられたでしょうか
ことしは、自分のそれぞれの願いを
必ず叶えてみせましょう・・・・・宮本輝公式HPより

大晦日から元旦にかけては実家に戻り、
母と弟夫婦と甥っ子と一緒に過ごしたのだけど
ひとりっこで、たったひとりの孫で、甥っ子で
可愛がられて甘やかされて育ち、
小学3年生の今、わがまま放題で暴れん坊の甥っ子
見ていると、小さな頃の自分の姿を見ているようで切なくなる
甘えも嬉しさも怒りも全て表に出して、
笑ったり泣いたり怒ったりしているのも
あと何年なのかなぁ・・・
やさしいところはそのままで、成長していってね

元旦のお昼頃、弟家族は旭川の妹の実家に行ったので
母とふたり、テレビ見たり、本を読んだり、おしゃべりしたり
のんびりゆっくり過ごした
運動不足解消の為に、体操して、散歩もしたよ

わたしの母校の白石小学校
わたしが通っていた時、開校100周年記念祭をしたのだけど
今年は138周年だそう・・・はぁ
札幌は今シーズンは雪が少なくて
こんな暖かいお正月ってそうそうないよねと話をしていた
といっても、最高気温1、2℃だけど
このまま終わるとは思っていはいません、もちろん

昨日の夜、家に戻って来て今日はひとりでゆっくり
散歩は近くのスタバまで

いつものソイラテで、手帳に書き込みをしたり
本を読んだりしながら、ふと
去年も一昨年も、スタバで勉強していたんだなぁと思った
これからも、日々、色々と考えて勉強は続けていきたいな

今は母のリクエストで、しょうがシロップ作成中

こんな感じで汁が出たので、水と檸檬を加えて火にかけちょります
なんか、普通のちょっと長い休日だな