香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

火車

2011-01-26 07:07:18 | 本のこと
宮部みゆきさんの『火車(カシャ)』
何回、読んだことかな
宮部さんの小説は、初めて読んだのが『我らが隣人の犯罪』で
その後『ステップファザー・ステップ』、『パーフェクト・ブルー』
面白くて続けて宮部さんの本を読んでいる時に手に取った文庫本が『火車』
読み終わって、怖くて悲しくて仕方が無かった
借金という暗い影がずっとついてまわる
バブル時代の恐ろしい取り立てと、ずさんな公的書類取得
初めて読んだときから、主人公に気持ちが寄ってしまって辛かったけど
今回読んで、どんなことがあったって、どんなにつらかったって
想像できる限界があるのだと思うけど、やってはいけないことだよなと
やっと冷めた気持ちを持つことが出来た
宮部さんの小説、すごいよなぁと再読してもさらに思ってしまった

昨日は、夕方から確定申告のために税務署に行って来た
2度目の自分でする確定申告なのだけど、
収入が数社からと経費の入れ方が良く分からず、教えてもらって提出
とっても親切にしてもらって安心
会社に戻らなかったので、JRで紀伊國屋書店まで行って
1時間位、色々と本を見て歩き回るという幸せな時間を過ごして帰宅
10時半位に寝落ちしたらしく
はっと気付いてベットにごそごそと移動
自然と早起きの今日、
朝日はJRタワーの影になってる寒い朝
気を引き締めて、頑張って働きましょ