香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

最愛

2011-01-05 20:23:14 | 本のこと
真保裕一さんの『最愛』
十八年間音信不通だった姉が、意識不明で救急病院に搬送された。
重傷の火傷、頭部の銃創。それは婚姻届を出した翌日の出来事だった。
しかも、姉が選んだ最愛の夫は、かつて人を殺めた男だという……。
姉の不審な預金通帳、噛み合わない事実。逃げる男と追う男。
「姉さん、あなたはいったい何をしていたんだ……」慟哭の恋愛長編。


久し振りの真保さんの小説
重いということは承知で読んで、やっぱり重かったけど
電車の中で読んでいて、途中で止められず
ミスドに飛び込んで読み続け、急ぎ足で家につき
ずっと読み、最後は唖然・・・そういうこと
世の中のちょっとした不親切さやねじれ、悪に
救いが無いようにも感じて、つらいけど
そんな風にしていても、愛はあるんだ(・・・恥ずかしい
対岸の出来事として読むにしては、心が痛いなぁ

そんなこんなで、長かったお正月休みも今日でおしまい
明日から通常業務
自分で納得できる仕事や生活していきましょうっと