香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

森崎書店の日々

2011-01-23 19:42:44 | 本のこと
八木沢里志さんの『森崎書店の日々』
昨日、母との待ち合わせ前に
地下街オーロラタウンの紀伊國屋書店で
多分、店員さんのお勧めというか
特集を組んでいるような平台に置いてあった本
映画になっているのを知っていたので
ぺらぺらっとめくったら
きっと好きだなと感じたので購入
映画のHPは こちら
 貴子は交際して一年の英明から、突然、他の
 女性と結婚すると告げられ、失意のどん底に
 陥る。職場恋愛であったために、会社も
 辞めることに。
 恋人と仕事を一遍に失った貴子のところに
 本の街・神保町で、古本屋を経営する叔父の
 サトルから電話が入る。
 飄々とした叔父を苦手としていた貴子だったが
 「店に住み込んで、仕事を手伝って欲しい」
 という申し出に、自然、足は神保町に向いていた。
 古書店街を舞台に、一人の女性の成長をユーモラス
 かつペーソス溢れる筆致で描く。
 「第三回ちよだ文学賞」大賞受賞作品。
 書き下ろし続編小説「桃子さんの帰還」も収録

ぱっと数時間で読めて、ほっとするお話
人っていいなぁと、やっぱり性善説でこれからも生きていきたい
なんて思っちゃうお話
そして、古書店街神保町に飛んで行きたくなった
わたしの読書熱にも火がツイてしまって、今日は読書デイ

本のこと

2011-01-23 01:24:33 | 本のこと
3月に刊行される宮本輝さんの三十光年の星たち
去年1年間、毎日新聞で連載されていた作品
この頃の宮本作品は連載中も雑誌や新聞を見るようにしていたのだけど
今回は見ていたかった分、期待も大きく楽しみだったところ
連載が終わった宮本輝さんのお話の記事を読むことが出来た
宮本輝公式HPやファンサイトのテルニストHPで教えてもらったのだけど
毎日新聞HP→エンタメ→芸術・文化→アーカイブ→18日の記事
http://mainichi.jp/enta/art/archive/news/2011/01/20110118dde018070073000c.html
わたしは、上記のアドレスでダイレクトに行けなかったので・・・
読んで、78歳のご婦人に言葉がすごいなぁと思う
そして、人は人に支えられ助けられて成長していく言葉に気持ちがしゃきっとする
小説が刊行されることが、楽しみでしょうがない

CMで知って楽しみなドラマ
テレビ朝日の日曜ナイトドラマ「Dr.伊良部一郎」
原作は奥田英朗さんの「イン・ザ・プール」などの伊良部シリーズ
このシリーズ、好きで読んでいたんだよね
映画では松尾スズキさんが主演していたんだけど
今回は徳重聡さんで、お色気たっぷり看護士を余貴美子さん
ただ笑えるドラマだったらいいなぁ 楽しみだなぁ

少しづつ、飛び飛びで読んでいる本
『向田邦子全集 新版別1巻 ~ 向田邦子全対談』
全集が出ているのだけど、全て買う程余裕は無く
エッセーや小説は文庫本だけど揃っているからと思って
我慢していたのだけど、対談集は読んだことがなかったので
山口瞳、小野田勇、水上勉、江國滋、小田島雄志、谷川俊太郎、山藤章二
吉行淳之介、二子山勝治、竹脇無我、中川一政、澤地久枝、倉本聰
鴨下信一、阿川弘之、和田誠、矢口純、矢崎泰久
そうそうたる先生たちとの対談です
対談とか脚本とか読むのが苦手なので、本当に少しづつ読んでいるのだけど
邦子さんのあの甲高い声が聞こえてきそうな気がする
そして、邦子さんの本を読むといつも感じる切なさを感じる
久し振りにエッセー読もうかな