香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

パーマネント野ばら

2011-08-21 21:25:25 | 映画のこと
菅野美穂ちゃん主演『パーマネント野ばら』

 「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「クヒオ大佐」の
 吉田大八監督が、西原理恵子のコミックを映画化した恋愛
 ドラマ。離婚の末に一人娘を連れて故郷に出戻った
 なおこと、なおこの母・まさ子の2人で営む海辺の町の
 美容室「パーマネント野ばら」に集まる女性たちの悲喜
 こもごもの恋愛模様が描かれる。主演は北野武監督作
 「Dolls(ドールズ)」以来、8年ぶりとなる菅野美穂。
 共演に江口洋介、夏木マリ、小池栄子、池脇千鶴ほか。


最初はね、くすっと笑いながら見ていたの
でもね、最後の方になって、「あれ?」となって
最後に、あんな切ない終わり方をするとは・・・
菅野美穂ちゃんの悲しい切ない表情が忘れられない

今日は、久し振りにTOKYO FMで19年続いているラジオ
『山下達郎のJACCS CARDサンデー・ソングブック』を聞いたら
ゲストが竹内まりやさんで、
先日発売された達郎さんのNewアルバム「Ray of Hope」の特集だった
達郎さんとまりやさんのやりとりは、優しくって面白くって
まりやさんが ”つっこみ” なんだなぁと思って笑っちゃった
アルバムの中で、まりやさんが好きだと言う
「俺の空」と「プロポーズ」すごく好きだった
走ったり歩いたりしていることが増えたので
ラジオを聞いていることが多いのだけど、
わたしはラジオが好きだな

今日の散歩中の近所の庭


凍りのくじら

2011-08-21 01:15:24 | なんでもない話
辻村深月さんの『凍りのくじら』

 藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、
 その作品を愛する父が失踪して5年。
 高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を
 撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会
 う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せ
 ていく理帆子。そして同じ頃に始まった不
 思議な警告。皆が愛する素敵な”道具”が
 私たちを照らすとき・・・・・。


辻村さんの小説って初めて読んだ
「どこでもドア」、「カワイソメダル」、「もしもボックス」
など、各章のタイトルはドラえもんの道具で、物語の中でも
ドラえもんがとても重要な位置を占める
主人公の理帆子の若い少し悲しい感受性に、心が冷たくなる
そして、物語が進んでいくに連れて、先がこわくなる
最後には、涙が静かに流れていた
改めて、「ドラえもん」コミックが読みたくなったな

24時間テレビが放送されているということは
もう夏休みも終わりなんだなぁと、毎年思っちゃう
窓からはとても冷たい風が入ってくるようになったし
夏も終わるのだな でも9月は残暑が厳しいって予報だし
もう少し、もう少し、夏を感じていたいなぁ