香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

アコギなのかリッパなのか

2012-03-03 17:15:57 | 本のこと
畠中恵さんの『アコギなのかリッパなのか』新潮文庫

 佐倉聖21歳。腹違いの弟を独り養う大学生だ。
 すでに引退した大物政治家・大堂剛の事務所で
 雑用係の事務員を務めている。昔は不良で腕っ
 節が強い上、気転は利くし頭が切れる。そんな
 聖だからこそ、事務所に持ち込まれる、あらゆ
 る陳情・難題・厄介事・揉め事の後始末を一任
 されても、見事な手際でまんまと解決していく!
 「しゃばけ」シリーズの著者が描く新時代のユ
 ーモア・ミステリー。


政治家、政治家秘書、事務員って、あんまりいい印象は・・・
そして、良く分からないグレーゾーン
でも、主人公の佐倉聖のはっきりとわかりやすい性格と判断力が
とてもリズミカルに話を進めていると思うのです
出てくる政治家も、秘書も、好感が持てるタイプだし
もめ事、厄介ごと、難題も、突飛じゃないけど面白い
畠中さんといえばしゃばけシリーズ
江戸ものも好きだけど、他のものも裏切らない
さくさくと読み終えてしまいました

今日は雛祭りですね

おとなしく部屋で本を読んだり、
テレビ見たり、ラジオ聞きながらうたたねしたり
ふと見る窓の外は、キレイな青空だったり、雪がわっさわっさ降ったり
大きな雲が、ぬぼーっと動いていたり、今はハラハラと雪が降っています
めまぐるしい天気ですが、一番寒い時期は過ぎたなと実感です
いまは、suntory Saturday Waiteing Bar Abantiを聴いています
今日は、19時から「カーネーション」の尾野真千子さんと
昨年亡くなった原田芳雄さんが出演して、とても評判の良いドラマ
「火の魚」が放送されるのです
楽しみだなぁ
土曜日の長い夜は、録り溜めている映画でも見ようかなぁと思います