香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

水の柩(ヒツギ)

2014-08-23 21:18:13 | 本のこと
道尾秀介さんの
『水の柩(ヒツギ)』



タイムカプセルに託した未来と、
水没した村が封印した過去。
時計の針を動かす、彼女の「嘘」。

平凡な毎日を憂う逸夫は文化祭をきっかけに
同級生の敦子と言葉を交わすようになる。
タイムカプセルの手紙を取り替えたいという
彼女の頼みには秘めた真意があった。
同じ頃、逸夫は祖母が五十年前にダムの底に沈めた
「罪」の真実を知ってしまう。
それぞれの「嘘」が、祖母と敦子の過去と未来を繋いでいく。

「今」彼女が手紙を取り替えなくてはならない理由。
あの二つの出来事がもし、同じ時期に起こらなかったら--。

「暗闇」から射し込む「光」は、救いなのか、それとも。
道尾秀介しか描けない、絶望と、それを繋ぐ希望。


道尾秀介さんの小説は本当に読みやすい
軽い内容ではないし、心が痛むこともしばしば
それでも、やはり最後まで読まないと分からない
そして、救われ安心する
窮地に追い込まれたときは諦めないで
考えて、考えて、冷静に自分を見つめて
絶望感に襲われても、信じていたいと思う
ーぜんぶ忘れて、今日が一日目って気持ちでやり直すの。
救われました



休み明けは、現場の建柱式から仕事が始まりました
鉄骨建て方が始まる時に
現場のみんなで安全を祈願して行う行事ですが
今まで長くこの仕事をしてきましたが
初めての経験でした
お天気にも恵まれて、清々しい気持ちで行えました



通勤路で、桃が鈴なりになっているのを見つけたり



道端にかわいい花を見つけたり
久し振りの仕事に少し疲れながらも
それなりにこなせた1週間でした
来週からの仕事もまた集中して
涼しくなって走りやすくなったので
ランニングもちょっと頑張りたいな



ひとりで走る時に、音楽を聴いたり
Podcastやラジオを聞いたりしているのですが
イヤホンがすぐにだめになってしまうので
今回はコードレスイヤホンを買ってみました
さっきiPhoneの音楽は聴くことが出来たのですが
iPod nanoのBluetooth検索がうまくいきません
なんとかせねば