香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

クヒオ大佐

2011-01-15 19:08:10 | 映画のこと
WOWOWで放送された『クヒオ大佐』
堺雅人さんファンのお友達の影響で、
わたしもちょっと(ちょっとだけよ)好き
しかし、境さんのつけ鼻は・・・笑える
そして、あの話し方・・・間抜けさ・・・
本当にこんな詐欺師がいたのかいと思い、可笑しかった
クヒオ大佐の悲しい過去も見え隠れしたり
松雪さんの切ない表情、銀座ホステスのしたたかさと
もりだくさんの感情の波がどどっときた
一番笑えたのはアンジャッシュの児嶋(あえて呼び捨て
気持ち悪さに拍車がかかって、返って笑えたんだよね
途中、うたたねしてしまったんだけど、
巻き戻しもせず見終えてしまった
そんな感じ

今日は久し振りに晴れた札幌

気持ちの良い青空だった
(夜になって外は吹雪で真っ白
散歩したり、お茶したり、
浅田次郎さんの新撰組3部作新刊を読んだりしていた休日
頭の中で、久し振りに土方さんが、斉藤一が、沖田総司が活躍中
しばらくは、浅田ワールドの中ですわ~
お供は、季節限定チョコ

ダイエット・・・ず~っと、ず~っと停滞期
計るダイエットは続けているけど、
この頃はレコーディングもしている
食べたものを手帳に書いているだけだけど、
書くのが後ろめたい今日のおやつ・・・チョコと干し芋
こんなに食べて、停滞して増えないだけまだマシ
やっぱり、運動しなくちゃダメだよと
わかっちゃ~いるんだけどね~、寒いしさぁ

永遠の0

2011-01-12 23:58:04 | 本のこと
本屋さんの平台にずっとあった本
気になっていて、ちょっと立ち読みしたけど
読むのに時間がかかりそうで尻込みしていた
百田尚樹さんの『永遠の0(ゼロ)』

生きて、必ず生きて帰る。妻のそばへ。娘の元へ。
日本軍敗色濃厚ななか、
生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」と
さげすまれたゼロ戦パイロットがいた……。
人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎と
フリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した
祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。
祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。
元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は
健太郎たちの予想もしないものだった。凄腕を持ちながら、
同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗り……
それが祖父だった。
「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、
なぜ特攻に志願したのか?
健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた
驚愕の事実にたどりつく。


読んでよかった
躊躇しないで早く読めばよかった
戦争なんてもう絶対しちゃいけないことだけど
誰が特攻隊で死んでいった若者を批難することが出来るのか
どうして、ひとりひとりの命があんなに簡単に扱われたのか
自分たちは、安全な場所にいて、愚かさにも気付かず
非を認めることも出来ない者たちの犠牲になる人たちが必ずいる
今の時代でも、クダラナイ小さな過ちを
自分のことは大きく棚に上げて、執拗な程に責めたて
またそうすることが正しいと先導しようとする者たちがいる
日本人が日本人であることを誇らしいと思えないなんて悲しい
ちゃんと生きたいと思う
読んでいる間、何度も何度も涙が出た
そして、すごく胸が苦しくて辛かった

シャーロックホームズ

2011-01-11 23:17:34 | 映画のこと
映画シャーロックホームズをやっと見た~
映画館に観に行こうかと思うほど見たかった映画
ただ、昨年は真面目に勉強の毎日で行けなかったのだ

1891年のロンドン。
名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は、
相棒のジョン・ワトソン(ジュード・ロウ)とともに新たな
難事件に挑むことになる。それは、貴族でありながら秘密結社を
結成し、魔術で世界を操ろうと企むブラックウッド卿
(マーク・ストロング)を捜し出して捕まえるというものだった。
だが、非情な野心とずば抜けた頭脳を持つブラックウッド卿は、
ホームズとワトソンにとって恐るべき相手であった……。


ストーリーや人間関係がスムーズに理解出来なかったんだけど
ハラハラドキドキで、「わっ」とか声だしちゃったりして
わたしのイメージのシャーロックホームズとかなり違って若くて汚くて
でも格好よく、頭脳明晰(もちろん)の変人
ワトソンと彼の恋人も味わいがあって、次回作とか期待しちゃうな

今朝は綺麗な朝日が部屋から見えたよ

晴れている朝はとても寒い・・・放射冷却の影響かな
通勤中、手袋の中の手が凍えるように冷たくって痛かった
1月が一番寒いのかも

先輩と2人の会社に明日からバイトくんが来る
バイトくんと言っても結構いい年で昔の会社の同僚くん
2人って変な気を使うけど、3人だと気が楽だな~
今日はお風呂にも入ったし、体操もしたし、あとは
美しい隣人を見て、本読んで寝よっと

と書いて投稿したのが22時
いま、「美しい隣人」1話観終わって
来週からは見ない・・・好きじゃなかった

雪ゆきユキ

2011-01-09 23:22:53 | なんでもない話
なんだか、ずっと降っているわぁ
そして寒い
昨日は殆ど出かけなかったので、
今日はこの雪の中、思い切って出かけた

ざく、ざく、ざく、、、疲れた

なので、夜はゆっくりお風呂に入って
「江~姫たちの戦国~」を見た
豊川悦司さんの織田信長ははまり役だと思うんだけど
次回で死んじゃうんだな・・・
宮沢りえちゃん、岸谷五朗さん、大地康雄さん、北王路欣也さんと
好きな俳優さんは多いんだけど、なんとなく燃えない・・・
でも、しばらく見ようと思うんだけど・・・

その後、WOWOWで放送中の東野圭吾原作「幻夜」を見る
いやいや、深田恭子ちゃんはどんどん美しくなるなぁ
原作のイメージから行くと、映画「白夜行」
堀北真希ちゃんよりずっとあっているような気がするけど、
映画を見てみないと分からないよね
ただ、最初に本を読んだときの衝撃は超えられないんだな

さて、明日は曇り時々雪、最高気温-5℃の予報
マンション住まいで、除雪をしなくていいことは幸せなことだわ

世紀の愛

2011-01-08 17:26:49 | なんでもない話
WOWOWで放映された『ビクトリア女王 世紀の愛』

前の日に、NHKで放送された西太后のドキュメント番組を見て知ったのだけど
イギリスのビクトリア女王も同じ時代(日本の幕末ころ)を生きた人で
西太后はビクトリア女王のことを同じ女性の統治者として意識していたが
「彼女は、男性に意見を聞いているが、わたしは違う」と言っていたそう
西太后のことは、浅田次郎さんの「蒼穹の昴」シリーズで知った知識しかないのだけど、
やっとこの頃になって改めて認識された正しい西太后像なんだと分かった
浅田さんは西太后が大好きなんだと思うし、小説もそのように書かれているけど
ドキュメント番組では、いいところばかりじゃなくちょっとなぁと思うこともあり
面白かった・・・って西太后じゃなくビクトリア女王の話だった

歴史的なことは全然知らない(無知でお恥ずかしい)のだけど
映画は、純粋に面白かった
小さな頃から、王になると決められていたビクトリア女王の
女性としての弱さや強さ、愛らしさに、見ていて応援したくなる
純粋で賢い夫アルバートがまた格好いい
最後はナレーションで、9人の子供を産み長生きをしたけど
アルバートは腸チフスで42歳で亡くなったと知った
なんだか切ない気持ちで観終わって調べたら
『Queen Victoria 至上の恋』という古い映画があるんだ
レンタルしてみようなか

昨日から降り続いていた雪
お昼くらいからやっとやんでお日様が見えてきた
3時頃ちょっと外に出たら、道路も駐車場も除雪が済んで
歩きやすい状態になっていた
ありがたいなぁ・・・としみじみ

最愛

2011-01-05 20:23:14 | 本のこと
真保裕一さんの『最愛』
十八年間音信不通だった姉が、意識不明で救急病院に搬送された。
重傷の火傷、頭部の銃創。それは婚姻届を出した翌日の出来事だった。
しかも、姉が選んだ最愛の夫は、かつて人を殺めた男だという……。
姉の不審な預金通帳、噛み合わない事実。逃げる男と追う男。
「姉さん、あなたはいったい何をしていたんだ……」慟哭の恋愛長編。


久し振りの真保さんの小説
重いということは承知で読んで、やっぱり重かったけど
電車の中で読んでいて、途中で止められず
ミスドに飛び込んで読み続け、急ぎ足で家につき
ずっと読み、最後は唖然・・・そういうこと
世の中のちょっとした不親切さやねじれ、悪に
救いが無いようにも感じて、つらいけど
そんな風にしていても、愛はあるんだ(・・・恥ずかしい
対岸の出来事として読むにしては、心が痛いなぁ

そんなこんなで、長かったお正月休みも今日でおしまい
明日から通常業務
自分で納得できる仕事や生活していきましょうっと

窓の魚

2011-01-03 18:54:56 | 本のこと
西加奈子さんの『窓の魚』


温泉宿で一夜を過ごす、2組の恋人たち。静かなナツ、優しいアキオ、
可愛いハルナ、無関心なトウヤマ。裸の体で、秘密の心を抱える彼らは
それぞれに深刻な欠落を隠し合っていた。決して交わることなく、
お互いを求め合う4人。そして翌朝、宿には一体の死体が残される──
恋という得体の知れない感情を、これまでにないほど奥深く、
冷静な筆致でとらえた、新たな恋愛小説の臨界点。


屈折した感受系の激しさに胸が苦しくなる
謎は謎のまま、不可思議な4人は最後まで不可思議で
読み終わって、なんだったんだろうと感情がいつまでも残る
もっと若い頃に読んでいたらどうだったろう・・・

映画『天使と悪魔』
ダン・ブラウン原作、トム・ハンクス主演
原作は結構前に読んでいて、『ダヴィンチ・コード』の時の
ドキドキ感や驚きは無かったものだから、映画も見ていなかったけど
映画はこちらの方がおもしろかった
あっという間の2時間で、最後の司教の言葉が良かったなぁ
このシリーズ『ロスト・シンボル』も読んでみようかな

蛇行する川のほとり

2011-01-02 15:10:23 | 本のこと
恩田陸さんの『蛇行する川のほとり』

久し振りの恩田作品
高校生5人と、その子たちのまわりで
小さな頃におきた殺人事件をめぐる一夏のものがたり
途中、背筋がぞっとする怖さを感じるけど
読み終わってしまえば、悲しく切なくノスタルジーな気持ち
後半はいっきに引込まれて読んでしまった

平行して読んだり眺めたりしているのが
コロナ・ブックスから出版されている作家シリーズのひとつ
『作家の家』

吉田健一さん、山口瞳さん、澁澤龍彦さん、立原道造さん、
植田正治さん、清家清さん、井上靖さん、有元利夫さん、
高田喜佐さん、熊田千佳慕さん、石井桃子さん、
種村季弘さん、岡部伊都子さん、釘宮對宕さん、長沢節さん
みなさん故人なのだけど、住んでいた家や庭の写真、
本人のエッセー等と、故人との縁戚に当たる方の寄稿文
そして、最後にはおうちの平面図が載っている
それぞれの方の生き方、感覚、姿が見えるようで
小さな写真も含めて、とても興味深く見てしまうし
一流の方々のセンスの素晴らしさに、刺激をうける
このシリーズ、「作家の猫」とか「作家のおやつ」とか
たくさん出ているみたいなので、少しづつ集めようかな

先ほど作っていたしょうがシロップ、灰汁を取りきり
いまは、室温になるまで冷ましている最中
さて、おいしく出来たかな

2011年うさぎ

2011-01-02 14:44:15 | なんでもない話
年があけると、清々しい気持ちになりますが
みなさん、良い年を迎えられたでしょうか
ことしは、自分のそれぞれの願いを
必ず叶えてみせましょう・・・・・宮本輝公式HPより

大晦日から元旦にかけては実家に戻り、
母と弟夫婦と甥っ子と一緒に過ごしたのだけど
ひとりっこで、たったひとりの孫で、甥っ子で
可愛がられて甘やかされて育ち、
小学3年生の今、わがまま放題で暴れん坊の甥っ子
見ていると、小さな頃の自分の姿を見ているようで切なくなる
甘えも嬉しさも怒りも全て表に出して、
笑ったり泣いたり怒ったりしているのも
あと何年なのかなぁ・・・
やさしいところはそのままで、成長していってね

元旦のお昼頃、弟家族は旭川の妹の実家に行ったので
母とふたり、テレビ見たり、本を読んだり、おしゃべりしたり
のんびりゆっくり過ごした
運動不足解消の為に、体操して、散歩もしたよ

わたしの母校の白石小学校
わたしが通っていた時、開校100周年記念祭をしたのだけど
今年は138周年だそう・・・はぁ
札幌は今シーズンは雪が少なくて
こんな暖かいお正月ってそうそうないよねと話をしていた
といっても、最高気温1、2℃だけど
このまま終わるとは思っていはいません、もちろん

昨日の夜、家に戻って来て今日はひとりでゆっくり
散歩は近くのスタバまで

いつものソイラテで、手帳に書き込みをしたり
本を読んだりしながら、ふと
去年も一昨年も、スタバで勉強していたんだなぁと思った
これからも、日々、色々と考えて勉強は続けていきたいな

今は母のリクエストで、しょうがシロップ作成中

こんな感じで汁が出たので、水と檸檬を加えて火にかけちょります
なんか、普通のちょっと長い休日だな