世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

椿油

2006年07月04日 | Weblog
椿油を買った。
㈱大島椿本舗の椿油。

幼少時代の私の髪型は常にポニーテールだった。
母が毎朝結ってくれていたのだ。
ふわふわというかチリチリしたくせ毛だったので、それを抑えるべく母は椿油を塗ってくれていた。

シャンプーをTSUBAKIにしてから、椿の力に傾倒しつつある。
はまっているのは、椿油パック。

洗髪前の髪に椿油を塗って、蒸しタオルを巻く。
一時間ほどして流し、シャンプーで二度洗いする。
けっこうしっとりする。
痛みがちな毛先が落ち着いてきた。

頭に蒸しタオルを乗せながら煙草を片手にぼんやり考える。

イライラした心が落ち着いてくる。
髪ばかりでなく、心にも椿油が浸透するのだろうか。
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カランコロン

2006年07月04日 | Weblog
朝、駅の階段を下る際、後ろからカランコロンと音を立てて降りてくる女子。
イヤホンしてても脳に届くあの音を聞くと、不機嫌ボルテージが一気に上昇する。
ミュールを履いている、もしくはバックサンダルをだらしなく履いた状態で階段を下降すると、あの音が発せられるのである。
もしくは、ヒールの底が剥げて金属が剥き出しになった状態の靴。

「カランコロンって、てめーはゲゲゲの鬼太郎か?え?頭に目玉のオヤジを隠してるんだろ?」と、彼女の髪をかきわけて調査したくなる。

本人は下町っこが下駄を鳴らして歩く様子を想像して実践しているに違いない。
きっとそうだ。
あれは、粋らしさ、可愛らしさを全面的に押し出した結果なのだ。
もしくは、「きちんとするのが面倒くさいじゃん」というざっくばらんさ、着飾らなさをさりげなくアピールした結果なのかもしれない。
どちらにせよ、あの音は媚なのだ。

それによく見てみるとあの音を発しているのは、自己主張が激しそうな女子ばかりだと思うのは私だけだろうか。

媚や自己主張は、他人に迷惑をかけない程度にしてもらいたい。

お祭りのときの下駄の音は好きなんだが…。


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