あれから、一年が経った。
あれから、私は上司にキレたという罪を社内で背負った。
あれから、償いの日々が始まった。
あれから、彼に距離を置かれた。
あれから、好奇の目に晒された。
あれから、頑固になった。
あれから、あの日を後悔しては泣いていた。
あれから、あの日のブログだけ読めない。
あれから、あの服だけは着られない。
あれから、けっこう悩んだ。
あれから、どうしたら良いか分からず、また家で泣いた。
あれから、作り笑いをすると顔が歪んだ。
あれから、彼にホウレンソウが上手くできなくなった。
あれから、ホウレンソウをする必要もないぐらい、私は空気のような透明な存在になった。
あれから、彼とプライベートの話を全くしなくなった。
あれから、随分寂しかった。
あれから、凄く苦しかった。
あれから、一人ぼっちになった。
あれから、仕事について本気で考えた。
秋。
見かねた彼が手を差し伸べてくれた。
私は鼈のように、喰らい付いた。…これが最後のチャンスだと思ったから。
顎が外れようが、絶対にその手を離さないと誓った。
それが私の償いのカタチだと思って、今日までやってきた。
あれから、やっと一年?
あれから、もう一年?
ここは、まだゴールじゃない。
喰らい付くことを辞めない限り、私にはゴールなんかないのだから。
私はまだ「受刑者」であり、「前科者」ではない。
ゴールを迎えても、犯してしまった罪は消えないのだから。
一年前の吉熊上司へ。
申し訳御座いませんでした。
そして、ありがとうございました。
あれからも、
あの前からも、
吉熊上司は私の大切な人です。
これからも、あたたかく見守ってください。
あれから、私は上司にキレたという罪を社内で背負った。
あれから、償いの日々が始まった。
あれから、彼に距離を置かれた。
あれから、好奇の目に晒された。
あれから、頑固になった。
あれから、あの日を後悔しては泣いていた。
あれから、あの日のブログだけ読めない。
あれから、あの服だけは着られない。
あれから、けっこう悩んだ。
あれから、どうしたら良いか分からず、また家で泣いた。
あれから、作り笑いをすると顔が歪んだ。
あれから、彼にホウレンソウが上手くできなくなった。
あれから、ホウレンソウをする必要もないぐらい、私は空気のような透明な存在になった。
あれから、彼とプライベートの話を全くしなくなった。
あれから、随分寂しかった。
あれから、凄く苦しかった。
あれから、一人ぼっちになった。
あれから、仕事について本気で考えた。
秋。
見かねた彼が手を差し伸べてくれた。
私は鼈のように、喰らい付いた。…これが最後のチャンスだと思ったから。
顎が外れようが、絶対にその手を離さないと誓った。
それが私の償いのカタチだと思って、今日までやってきた。
あれから、やっと一年?
あれから、もう一年?
ここは、まだゴールじゃない。
喰らい付くことを辞めない限り、私にはゴールなんかないのだから。
私はまだ「受刑者」であり、「前科者」ではない。
ゴールを迎えても、犯してしまった罪は消えないのだから。
一年前の吉熊上司へ。
申し訳御座いませんでした。
そして、ありがとうございました。
あれからも、
あの前からも、
吉熊上司は私の大切な人です。
これからも、あたたかく見守ってください。