久々の土曜日休み。
頭がだいぶ重くなってきたので、美容室に行ってきた。
私の髪は多い。おまけに女子の平均的長さを上回っている。
空からラピュタが降り注いできても頭に傷を負わないであろう、というぐらい多い。
その上、私以上の癖毛の人を見たことがないぐらいの強烈な癖毛保持者である。
年に2回の決算発表前後に、悪夢のような決算業務を乗り越えたご褒美という意味で、縮毛矯正をかけている。
かけた部分はずっと真っ直ぐなのだが、湿度の高い日はまとまりが悪い。
しかも、新たに生えてくる髪は自ら組み込まれた癖毛DNAを主張しているらしく、うねうねしている。
うねうねは多毛と相なり、結果、私は「頭の大きい人」にならなくてはならない。
ケツメイシの「さくら」のプロモーションビデオに出てくる鈴木えみみたいなサラサラロングが好きなのだが、湿気によって、私の頭は某宗教の某首謀者みたいになってしまうんである。ひゅるり~ら…。
夏の間はずっと縛っていて根元の癖は気にならないのであるが、そろそろ秋だし、ダウンスタイルにしたいと思い、今日は量を減らしてもらった。
担当の関根さんに「増えたね」と言われるのも恒例だ。ばっさばっさすいてもらった。
以前、彼に髪を巻いてもらったとき、すごく簡単そうに巻いていただいた。
私にもできるかも!と思い、ずっと前にヘアアイロン(棒状のもの。直径3.8センチ)を購入した。
しかし、うまくできず、火傷までした挙げ句に「きぃー!」となって断念してしまった旨を彼に報告した。
簡単そうに見受けられたのは、彼が「大変そうに見せないように」意図的にやっていたことらしい。「大変そうにやっていたら、自分でやりたくなくなっちゃうでしょ」と言われた。
また、「1、2回失敗したぐらいで諦めちゃだめだよ~。失敗しても諦めないで何度でもやらなくっちゃ。」とも言われた。
本当にそう思う。
彼の、仕事のプロとしての意識を垣間見た気がした。
私には何があるだろうか。
何ができるだろうか。
販売員時代を含め、自分は仕事のプロ意識を働かせていただろうか。
今、経営企画という部門に置かれながら、その重さを持て余してはいないだろうか。
失敗が怖くて逃げてはいないだろうか。
恐らく私はずっと働き続けるだろう。ずっと。
仕事について好き嫌いを考える余裕がないぐらい、今そこにある状況にしがみついているつもりだった。しかし、どこかで逃げている部分があったことは否めない。
「それは私の担当じゃない。」
「その件、知らないから。」
「そんな難しいこと、分からない。」
…ずっと胸のどこかに、そんな逃げ道を作っていた。
失敗するのが怖いから。
その都度、落ち込むことが面倒だから。
いつか、「私には夢がない」とこのブログに書いたが、やっぱり吉熊上司みたくなりたい。なりたいんである。
巻き髪への思い以上に、今強く思う。
では、どうすれば…?
やはり、関根さんが言うように、失敗しても諦めない強さなのかもしれない。
軽くしてもらい、そしてトリートメントをされてサラサラになっていく髪を鏡越しで見ながら、そんなことを思った。
頭がだいぶ重くなってきたので、美容室に行ってきた。
私の髪は多い。おまけに女子の平均的長さを上回っている。
空からラピュタが降り注いできても頭に傷を負わないであろう、というぐらい多い。
その上、私以上の癖毛の人を見たことがないぐらいの強烈な癖毛保持者である。
年に2回の決算発表前後に、悪夢のような決算業務を乗り越えたご褒美という意味で、縮毛矯正をかけている。
かけた部分はずっと真っ直ぐなのだが、湿度の高い日はまとまりが悪い。
しかも、新たに生えてくる髪は自ら組み込まれた癖毛DNAを主張しているらしく、うねうねしている。
うねうねは多毛と相なり、結果、私は「頭の大きい人」にならなくてはならない。
ケツメイシの「さくら」のプロモーションビデオに出てくる鈴木えみみたいなサラサラロングが好きなのだが、湿気によって、私の頭は某宗教の某首謀者みたいになってしまうんである。ひゅるり~ら…。
夏の間はずっと縛っていて根元の癖は気にならないのであるが、そろそろ秋だし、ダウンスタイルにしたいと思い、今日は量を減らしてもらった。
担当の関根さんに「増えたね」と言われるのも恒例だ。ばっさばっさすいてもらった。
以前、彼に髪を巻いてもらったとき、すごく簡単そうに巻いていただいた。
私にもできるかも!と思い、ずっと前にヘアアイロン(棒状のもの。直径3.8センチ)を購入した。
しかし、うまくできず、火傷までした挙げ句に「きぃー!」となって断念してしまった旨を彼に報告した。
簡単そうに見受けられたのは、彼が「大変そうに見せないように」意図的にやっていたことらしい。「大変そうにやっていたら、自分でやりたくなくなっちゃうでしょ」と言われた。
また、「1、2回失敗したぐらいで諦めちゃだめだよ~。失敗しても諦めないで何度でもやらなくっちゃ。」とも言われた。
本当にそう思う。
彼の、仕事のプロとしての意識を垣間見た気がした。
私には何があるだろうか。
何ができるだろうか。
販売員時代を含め、自分は仕事のプロ意識を働かせていただろうか。
今、経営企画という部門に置かれながら、その重さを持て余してはいないだろうか。
失敗が怖くて逃げてはいないだろうか。
恐らく私はずっと働き続けるだろう。ずっと。
仕事について好き嫌いを考える余裕がないぐらい、今そこにある状況にしがみついているつもりだった。しかし、どこかで逃げている部分があったことは否めない。
「それは私の担当じゃない。」
「その件、知らないから。」
「そんな難しいこと、分からない。」
…ずっと胸のどこかに、そんな逃げ道を作っていた。
失敗するのが怖いから。
その都度、落ち込むことが面倒だから。
いつか、「私には夢がない」とこのブログに書いたが、やっぱり吉熊上司みたくなりたい。なりたいんである。
巻き髪への思い以上に、今強く思う。
では、どうすれば…?
やはり、関根さんが言うように、失敗しても諦めない強さなのかもしれない。
軽くしてもらい、そしてトリートメントをされてサラサラになっていく髪を鏡越しで見ながら、そんなことを思った。