世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「ハゲタカ」

2009年05月06日 | Weblog
やはりドラマ「ハゲタカ」は良い、と再々放送を観て思った。

音楽、脚本、カメラアングル、全て良し。
安っぽいドラマの雰囲気を一瞬も感じさせなかった。
昨今のドラマの中で一番好きだ。

ハゲタカとは、屍肉を貪る猛禽類の一種。
瀕死の企業に対する貸出債権などを安値で買い取り、工場閉鎖やリストラを強引に推し進め、企業を事実上解体して利益をあげるような投資家・ファンドの俗称として用いられる。

一見固い経済ドラマなんだが、非常に分かりやすく噛み砕いて描いていたと思う。

来月6日、映画「ハゲタカ」が封切りになるそうだが、今からとても楽しみである。
どうやら自動車業界の話らしいが。

なんってたって、「眼鏡スーツ男子」という私の大好物の集大成「鷲津政彦」を大画面で見られるのだ。
これが楽しみでなくて何だろう。
ムッハー。


ドラマの第一話のシーン。
ミーティングで、鷲津さんが、
「腐ったこの国を買い叩く!」
と述べるのであるが、
「私を買い叩いて~♪」
とブラウン管に向かって叫ぶのも仕方がないこと。

また、大空電気の株主総会直後、
「アラン(部下)、すぐにTOBの準備だ」
と述べる鷲津さん。
もうね、私をTOBして、と。

小説の中では、ステーキを貪り、女を抱きまくる「肉食系男子」の鷲津さんだが、テレビドラマでは程好く草食系に描かれていて、放送の度にドキドキしていた。
連休中の3日間、久々に鷲津さんに会えて嬉しかった。



ドラマ「ハゲタカ」のエンディングテーマが好き。
http://www.youtube.com/watch?v=K3tQeXCTOlA
空から舞い落ちる無数のお金。
人々が手を伸ばし、触れようとすると消えてしまう。
最後、女の子がゲットするんだが、握った掌を開いてみると、そこにはお金ではなく花が出てくるというもの。
この番組のテーマの一つ、「お金とは?」という主題が込められた素晴らしいエンディングテーマだと思う。

コメント (4)

餃子パワーをもらい、帰京

2009年05月06日 | Weblog
楽しい連休もあっという間に終了。
最終日の今日は弱い雨が降り、少し肌寒かった。
今日は遠出をしなかった。
煙草を買いにスーパー三枡屋へ行ったぐらいだ。

三枡屋、もうすぐ閉店になるもよう。
変わった化粧品や外国産のお菓子が手に入る素敵なスーパーだったのに。
とても残念だ。
閉店セールで化粧品が3割引きだったのでレブロンのマニキュアを購入。
F054。
光の加減により色の変化を楽しめるピンクパールのマニキュアだ。

ついでに母からのミッションで、餃子の皮を買おうとする。
しかし、陳列されている棚が分からず、困ってしまった。
普段、コンビニでしか食料を購入しない私は、だだっ広いスーパーで途方に暮れてしまっていた。
しかも生鮮品売り場は寒く、冷えてしまった関節が痛む。

「ママー、餃子の皮の在処が分からないの」
と、母の携帯電話に電話をし、教えを乞いた。
「挽き肉の棚にあるんだけれども…」

挽き肉って…何?
肉のどの部分?
牛なの?
豚なの?
わかんねーよ。

毎日スーパー三枡屋を利用している母は、まるで予言者のように挽き肉売り場の在処を言い当て、私を驚愕させた。
ようやく餃子の皮を無事に買うことができた。

母が拵えてくれた餃子はとても美味しかった。

パリパリもっちりの皮を噛み砕くと、中からジューシーな肉汁。
ニラ、ニンニク、白菜、肉、ショウガが入った母の餃子は、冥土の土産にしたい逸品。

パパの懐は吉熊の特等席。


食後、珈琲を飲んで、19:48の電車で帰京。


電車内で林真理子さんのブログを読んでいたら、この連休、林先生はご家族で鬼怒川温泉に来ていたもよう!!!!!!!!!
東武ワールドスクエアに来ていたみたい。
なんだかむしょうに興奮してしまった。


楽しみにしていた連休もあっという間に終了してしまった。
明日からまた仕事。
明日は心療内科。
土曜日まできっちり出勤である。

餃子パワーで乗りきろう!
コメント (8)

さくらんぼ

2009年05月06日 | Weblog
母は花が好きだ。

この季節、庭には色とりどりの花が咲き乱れている。
密かにターシャ・チューダーの庭を目指しているらしい。


邪魔な柘植の木や松を忌々しく思っている母。
たしかにガーデニングに、それらの地味な植物は不要である。

近所からもらった薔薇の花。

花弁がベルベットっぽくて、思わず触れてしまいたくなる。
雨の雫を身に纏い、やや儚げに咲いていた。

「美しく色褪せて眠る薔薇を貴方の心に咲かせて」(Rusty Nail/X JAPAN)

うん。いい曲だ。
薔薇を見るとどうもこの曲を口ずさんでしまう。


桜の木には、さくらんぼがなっていた。

甘酸っぱい我が家のさくらんぼ。
毎日鳥さんが来て、大量に食べているらしい。
小学生のとき、このさくらんぼを学校に持っていき、先生に配ってもらって、給食の時間に食べた。

今の今まで思い出さなかったようなことを実家にいると次々に思い出すから不思議。
コメント (4)