世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

クマと人との共存について

2010年10月15日 22時49分32秒 | Weblog
テディベア1億円分を競売に出品へ、持ち主は?
(アメーバニュース 10月08日 15時50分)

ヘッジファンドマネージャーのポール・グリーンウッド氏が、秘蔵コレクションのテディベアを、クリスティーズオークションに出品することが、関係者らの証言で明らかになった。合計で130万ドル(約1億800万円)に上るではないかという。
ブルームバーグの報道によると、クリスティーズ側はプライバシーを理由に出品者を明かさないが、ヘッジファンド業界、さらにはテディベアのコレクターの間ではグリーンウッド氏のテディベア好きは有名で、約15年間にわたって、約1300体ものテディベアを収集していたそうだ。
グリーンウッド氏は「WG Trading Co」で、顧客から5億7000万ドルをだまし取っていたとして詐欺罪で逮捕されている。豪邸、牧場、競走馬、さらにはテディベアのようなレアなコレクションアイテムまで購入していたという。レアコレクションには、テディベアの他にもミッキーマウス、ミニーマウスなどのグッズもあったという。

15年間で1300人のクマを集めていたって!スゴいなあ。
世の中にはヴィンテージものや一点もののクマがいるということは知っていた。
だいぶ前、三越で80万円のクマを見たことがある。
高級クマ(2007年11月17日)

私の給料数ヵ月分…。アルパカの毛を使ったそのクマはたしかに可愛かったが、やはり私にとって一番落ち着くクマのは吉熊だろうか。どうってことない普通のクマなんだが。
旅や実家に、そしてたまに会社や心療内科にも同行してくれる頼もしき相棒、吉熊。匂いや手触りまで全て私の感覚が覚えている。


落札されるクマたちが良いご主人様に巡りあえますように。


クマといえば、最近、クマが人の領域に入って人を襲い、銃殺される事件が続いている。
何ともいたましい。
今年は猛暑で山のドングリが不作だったのが原因らしい。
怪我をされた方、殺されたクマ、どちらのことを考えても胸が痛む。

絵本で「ずっとそばに・・・」(いもと ようこ)という作品がある。
もしかすると、昨今のクマの事件で銃殺されたクマはあの絵本のクマさんなのではないかと思ってしまう。


クマの獰猛さは「羆嵐」(吉村 昭)や「慟哭の谷」(木村 盛武)を読んでなんとなく認識しているし、ぬいぐるみや絵本で描かれるものとは違うことも承知だ。
でも、その性質も含めて私はクマが好き。大好きだ。

人とクマが上手く共存する為には一体何が必要なのだろう。
私にできることはないのか。
…そのことを考えると、自分の非力っぷりにぶち当たる。
自分がただの軟派なクマ好きでしかないと認めざるを得ない現実が、クマの射殺と同じぐらい悲しい。

「はやぶさ」プロジェクトチーム 菊池寛賞受賞

2010年10月15日 21時11分06秒 | Weblog
この夏、私を魅了した小惑星探査機はやぶさ。
はやぶさの偉業は今さら私が語るまでもないが、その奇跡を思うと、いまだに胸がときめく。これが恋でなくて何だろう。
帰還の翌日、仕事帰りの疲れた私を丸の内にあるJAXAiに向かわせたはやぶさ。
あれが恋の始まりだった。

はやぶさに思いを馳せていると、同時に宇宙についても考えてしまう。
宇宙における己の存在感がいかに小さいものか、反対に、宇宙は広いんだ…なんて考えていた。今年の夏。
プラネタリウムに通っていたのでやけに夏の星座に詳しくなった。



菊池寛賞に「はやぶさ」プロジェクトチーム
(産経ニュース 2010.10.15 22:54)

文化活動で業績を挙げた個人などを顕彰する第58回菊池寛賞(日本文学振興会主催)の受賞者が決まり、15日発表された。世界で初めて月より遠い天体である小惑星「イトカワ」に着陸、今年6月に無事帰還を果たした宇宙航空研究開発機構(JAXA)「はやぶさ」のプロジェクトチームなど6件が選ばれた。

改めてはやぶさやそれに関わった研究者たちの功績のスゴさを思い知った。
さすが、最も愛された探査機だ。


あと…この受賞はもしや「父帰る」にかけていたのかな。