世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

溶けていく夏

2013年08月18日 | Weblog
一日だけの休み。
どっぷり睡眠を取った。起きたら14時半。
セブンイレブンのマンゴープリンを食し、ぼんやり。


昨晩、深夜に見たNHK「28歳になりました」
面白かった。

日本各地の子どもたち13人を7歳の時から7年ごとに取材し、彼らの成長と社会の変化を追う番組。今回はその長期シリーズの第4弾。21年前、どの子も無邪気な表情を浮かべていた7歳当時の子どもたちは、今では28歳だ。
7歳のとき「大きくなったらお米をいっぱい作る」と言っていた宮城の米農家の長男・健太さんは、「農業は報われない」と工場勤務へ転身。沖縄の麻希さんはシングルマザーに。中国残留孤児3世の良男さんは、両親らが中国に帰国する中、ひとり日本に残り大学夜間部で学んだ後、うどんチェーン店の幹部候補生として奮闘中。
地道に懸命に生きる13人の若者たちの姿を、本人の肉声でつづり、ヒューマンなタッチで日本社会の変化を描きだす。

人生の定点観測。
中でも
・帰国子女→都立高校から現役東大合格→自動車メーカー勤務
・お稽古事で忙しい小学生→JALの客室乗務員
この二人の女子が印象的だった。


28歳だと私の7つ下か。


私の「35歳になりました」

7歳
目立たない子。将来の夢は、たしかお花屋さん。図工が得意だった。

14歳
塾に通う。
学校の英語教師に恋をして偏差値を20上げた。
帰宅部だったので学校と塾が全世界だった。

21歳
上京、就職。ストレスで片方のまつ毛が抜け落ちた。奇特な仕事環境に毎日泣いていた。
毎月同期会で飲みまくっていた。

28歳
クマを愛でる日々。ブログを書く。…今とあまり変わらないかも。

35歳
秘書検定の勉強、仕事、なんだか毎日忙しい。マンション欲しいなあ。←今ここ。

これじゃ番組にならないではないか。
で、ちなみに42歳は…マンション買ってて、係長になってて、相変わらずクマを愛でていたい。



夕方から池袋を徘徊。
まずは書店。

林真理子先生の「野心のすすめ」、売れまくっているらしい。
新作「正妻」が気になった。上下巻。



渡辺淳一の「愛ふたたび」も気になる。



この表紙は私が好きな画家・速水御舟の「炎舞」



次は何の資格・検定をやろうかと思いながらぶらつく。


洋服店では既に秋物が売られていた。
靴屋でも秋物。
夏物はどこでも半額ぐらいになっていた。
そう言えば日も短くなったような気がする。

嗚呼、夏が溶けていく。
ソフトクリームの頂が熱気で形を崩していくような、そんな感じだ。






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