世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

夏の昼下がり

2013年08月25日 | Weblog
昼過ぎまで寝ていた。寝過ぎて背中が痛い。
浅い眠りの果てに、夏の午後があった。夏の曇り空。蒸し暑さが半端なく、一瞬で今日は引きこもっていようと決意。

本を読んだりして、だらだら過ごしていたのだが、夕方、顔剃りに出かけようと思い立った。
一月に一度、私はプロの手による顔剃りを施している。店はマリコさんという女性が一人で経営している理髪店だ。
初めて店に行ったのは5年前。以来、明らかに吹き出物が出来にくい肌になった。


マリコさんは、今日も元気だった。
台湾のお土産(筍のクッキー←免税店で試食しまくり、これが一番美味しかった)を渡した。
「あら~、悪いわねぇ。ありがとうございます」とマリコさん。

どうやら彼女の姉が病気になり、大変なようである。
マリコさんのお姉さんは幼き頃より勉強が得意だった。しかし、マリコさんのお母さんは、「女が学問なんて!」とマリコさんのお姉さんが勉強することに反対で、夜はわざと電気を消してしまったとのこと。
しかし、学業が好きなマリコさんのお姉さんは、わざわざ地元の福島を離れ、一人で浦和の女子高に入学。短大を出て、教師になったらしい。教師はすぐに辞めてしまったものの、ビジネスを展開する立場になり、退職を控えている矢先に病気になってしまったとのこと。

凄いな。まるで映画の話みたいだ。

「私は次女便所のクチで勉強は全くダメだったの~」と笑うマリコさん。

そんな話をしているうちに、マッサージ、パックに続く。今回はボサボサだった眉毛も綺麗に整えてくれた。
店にマリコさんの娘二人もやって来て、四人でプチ女子会。
私が差し上げた台湾のお土産を食べながら、爆笑した。

この一家は以前、台湾に行ったことがあるらしい。
そのときのことを…

姉「忘れた」
妹「(行くには)幼すぎた」
マリコさん「あんたたちは!せっかく連れて行ってもこうなんだから!もう!!」
と言っていて可笑しかった。家族漫才のようである。

またクールな次女が私のことを名前で呼んでくれて嬉しかった。

帰りに梨をいただいた。梨は私の好物である。嬉しい!
肌はぷりぷりのもちもちに。一皮剥けた。



「また来ますね!」と三人に挨拶をして帰路に就いた。

綺麗にしてもらってお茶をいただき、たくさん笑える。
なんて素晴らしい店なんだ。ヒデキカンゲキ。


さて、明日からまた仕事。
月末なので忙しくなる。
頑張ろう。

コメント (2)