昨晩寝ようとしてブログのリアルタイムアクセス数を確認して、びっくり。
昨日のアクセスIPは4桁。
来月で丸11年になる本ブログだが、こんなこと初めてだ。
ディーンフジオカ効果というか、なんちゅうか。
ただただ驚くばかりである。
今日は13時ぐらいまでがっつりと寝て、寝起きに「青の洞窟」のズワイガニ味を堪能。
そうそう、妹が再来月にハネムーンでイタリアに行くらしい。
行程表を見たら、やはり青の洞窟も入ってて羨ましく思った。
行けないのでせめて味覚だけ・・・。
ネットを閲覧し、気が向いたので冷凍庫の霜取りをした。
なにもこんな寒い日に、とも思ったのだが、霜が厚くなりすぎて氷を作る容器が入らなくなってしまったのである。
ドライヤーやお湯に浸けたタオルを駆使して奮闘すること40分。
雪解けを迎えた。
最後に氷の塊が「ドサッ」と取れる感覚ってクセになる。気持ちいい。
天気予報では雪が降るというのでスタンバっていたのだが、何も降って気やしない。
僅かにアスファルトが湿る程度の雨が降っただけだ。肩透かしを食らった感が満載である。
一日中動かないのでお腹も減らないし、昨日大量に購入した食料も大半は手をつけていない。
読みかけの小説「メメント・モリ」(原田宗典)を読了。
メメント・モリ・・・死を想え。
この語句を知ったのは高校時代。ミスチルのシングルでだった。
語感のよさに惹かれた。「メメント・モリ」。
原田宗典のことを知ったのも高校時代だ。
高校時代に英語の先生が授業中に「この『十九、二十歳』って面白いんだよ。みんなはまだ読んじゃだめだ。受験が終わったら読め」と言ったのがきっかけで、大学時代はブックオフで買い占める勢いで読み漁った。
エッセイは電車の中で読んだら最後。笑いをこらえるのが辛かった。
高校時代にペシャンコの学生カバン(牛革)を持つのがカッチョエエとされていて、ペシャンコにするべく風呂の残り湯に一晩中学生カバンを入れておいた原田さん。
風呂に牛の臭いが残ってしまい、しばらく家族全員からは牛の臭いがしていた、など。
2013年9月7日夜、覚醒剤と大麻を持っていたのが発覚、その場で覚せい剤取締法違反・大麻取締法違反(所持)で現行犯逮捕された。私自身、その頃は原田宗典の作品は読んでいなくて、でもニュースはのけぞるぐらいに驚き、そしてショックを受けた。
躁うつ病に罹っていたのは知っていたけれども、まさか逮捕されるとは、と。
本作品は10年ぶりの長編。
復帰作第一作ということで、「おかえりなさい」と原田さんに思いながら読んだ。
冒頭「私は今、何を書こうというあてもなしに、これを書き始めた。こんなふうにして書くのは初めてだ」という一文から始まる。
渋谷での逮捕、芝居仲間の死、支笏湖の温泉で数分前まで話していたおじさんの死、精神科でのカウンセリング、大学時代の不思議な出来事、東日本大震災、うつ病、という数々のエピソードが、自在にあちこち跳び回りながら綴られている。
主人公も「私」になったり「彼」になったり、エッセイなのか小説なのか、境界線がおぼろげで不思議。それが許されるのも原田宗典という作家のセンスというか筆力であるのだと思う。
様々な時空を飛び回りながら、終始描かれる「死」。最後、ある赤ちゃんの存在で「生」を出すことで今まで散々綴ってきた「死」が救われる、そんな印象を受けた。
終盤、主人公が知り合いの家に行く際にお菓子を買う。
福砂屋の「手作り最中」8個入り。
これが気になって、読了してからさっそくググってしまった。
これか!
福砂屋というとカステラしか思い浮かばなかったのだが、こんなに面白そうなものも売っているのか。
自分で餡を詰めるだなんて楽しそうではないか。いつか食べてみたい。
読了して、学生時代の友達に会ったような懐かしい気分になった。
明日は晴れるらしい。
お出かけしよう。
昨日のアクセスIPは4桁。
来月で丸11年になる本ブログだが、こんなこと初めてだ。
ディーンフジオカ効果というか、なんちゅうか。
ただただ驚くばかりである。
今日は13時ぐらいまでがっつりと寝て、寝起きに「青の洞窟」のズワイガニ味を堪能。
そうそう、妹が再来月にハネムーンでイタリアに行くらしい。
行程表を見たら、やはり青の洞窟も入ってて羨ましく思った。
行けないのでせめて味覚だけ・・・。
ネットを閲覧し、気が向いたので冷凍庫の霜取りをした。
なにもこんな寒い日に、とも思ったのだが、霜が厚くなりすぎて氷を作る容器が入らなくなってしまったのである。
ドライヤーやお湯に浸けたタオルを駆使して奮闘すること40分。
雪解けを迎えた。
最後に氷の塊が「ドサッ」と取れる感覚ってクセになる。気持ちいい。
天気予報では雪が降るというのでスタンバっていたのだが、何も降って気やしない。
僅かにアスファルトが湿る程度の雨が降っただけだ。肩透かしを食らった感が満載である。
一日中動かないのでお腹も減らないし、昨日大量に購入した食料も大半は手をつけていない。
読みかけの小説「メメント・モリ」(原田宗典)を読了。
メメント・モリ・・・死を想え。
この語句を知ったのは高校時代。ミスチルのシングルでだった。
語感のよさに惹かれた。「メメント・モリ」。
原田宗典のことを知ったのも高校時代だ。
高校時代に英語の先生が授業中に「この『十九、二十歳』って面白いんだよ。みんなはまだ読んじゃだめだ。受験が終わったら読め」と言ったのがきっかけで、大学時代はブックオフで買い占める勢いで読み漁った。
エッセイは電車の中で読んだら最後。笑いをこらえるのが辛かった。
高校時代にペシャンコの学生カバン(牛革)を持つのがカッチョエエとされていて、ペシャンコにするべく風呂の残り湯に一晩中学生カバンを入れておいた原田さん。
風呂に牛の臭いが残ってしまい、しばらく家族全員からは牛の臭いがしていた、など。
2013年9月7日夜、覚醒剤と大麻を持っていたのが発覚、その場で覚せい剤取締法違反・大麻取締法違反(所持)で現行犯逮捕された。私自身、その頃は原田宗典の作品は読んでいなくて、でもニュースはのけぞるぐらいに驚き、そしてショックを受けた。
躁うつ病に罹っていたのは知っていたけれども、まさか逮捕されるとは、と。
本作品は10年ぶりの長編。
復帰作第一作ということで、「おかえりなさい」と原田さんに思いながら読んだ。
冒頭「私は今、何を書こうというあてもなしに、これを書き始めた。こんなふうにして書くのは初めてだ」という一文から始まる。
渋谷での逮捕、芝居仲間の死、支笏湖の温泉で数分前まで話していたおじさんの死、精神科でのカウンセリング、大学時代の不思議な出来事、東日本大震災、うつ病、という数々のエピソードが、自在にあちこち跳び回りながら綴られている。
主人公も「私」になったり「彼」になったり、エッセイなのか小説なのか、境界線がおぼろげで不思議。それが許されるのも原田宗典という作家のセンスというか筆力であるのだと思う。
様々な時空を飛び回りながら、終始描かれる「死」。最後、ある赤ちゃんの存在で「生」を出すことで今まで散々綴ってきた「死」が救われる、そんな印象を受けた。
終盤、主人公が知り合いの家に行く際にお菓子を買う。
福砂屋の「手作り最中」8個入り。
これが気になって、読了してからさっそくググってしまった。
これか!
福砂屋というとカステラしか思い浮かばなかったのだが、こんなに面白そうなものも売っているのか。
自分で餡を詰めるだなんて楽しそうではないか。いつか食べてみたい。
読了して、学生時代の友達に会ったような懐かしい気分になった。
明日は晴れるらしい。
お出かけしよう。