世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ため息

2016年05月07日 22時06分25秒 | Weblog
「そうきたか!」「それはありえない。これは狂おしいほど絶望的に、ありえないぞう!!」などと呟きながら画面に食い入るように、昨晩も「不機嫌な果実」を鑑賞。
金曜日の23:15~の楽しみができた。

19年前に放送されていた「不機嫌な果実」よりも、やはり内容が軽いと思った。
学生時代の夏休みに観た「昼ドラ」のにおいがする。
民放のドラマを連続して観たのは「女王の教室」や「anego」以来10年ぶりぐらい。
その間、ドラマの構造や編成などが変わったのだろうか(脚本家にもよるだろうけれども)。

麻也子と音楽評論家の工藤がクラシック演奏会を抜け出し、夜桜を見ながら弁当を食べ、教室でピアノを連弾。
曲目は「きらきら星変奏曲」。
で、警備員に発見され、脱走。大人がこんな「キャハウフ」的展開をするなんて、チープを通り越して、もうなんだか面白い。ちょっとしたコントである。

今回の「不機嫌な果実」、19年前のドラマとの相違点は数あれど、第1話から夫(稲垣吾郎)に不倫がバレてしまっていることはストーリーを大きく動かす鍵になるに違いないと感じている。
色々と突っ込みどころ満載だが、きっと来週も観てしまうんだろう。
後輩女子Cちゃんは昨晩から見始めたらしいのだが「超面白いです」と言っていた。
旦那さんと仲良く鑑賞したとのこと。


原作者の林真理子先生は、このドラマをどのように感じてらっしゃるのだろうか。

先月、「徹子の部屋」に出た先生。


汕頭(スワトウ)刺繍の着物でバシッとキメていらしてて、かっこいい。
林先生のブログに書かれていたあの着物だろうか。「2015年3月9日 汕頭(スワトウ)刺繍の着物」
15年前、私は旅先の北京で汕頭のハンカチを買った。
たしか5,000円ぐらいした(ハンカチ1枚を仕上げるのに3ヶ月かかるらしい)。
汕頭の着物ったら、面積を考慮すると想像を絶してしまう。



今日も仕事だった。
昨日と同様、今朝も蒸し暑くて目が覚めた。普段滅多に食べないスイーツを食べている夢が蒸し暑さで遮断された。

仕事中は昨日のようにイライラはしなかったのだが、衣替えの手配(及び台帳入力)や稟議書2件作成などをして、やりきった感、満載。
社長の朝礼スピーチ入力、決算書類作成、経費分析の枠作成は来週に持ち越し。決算短信のチェック、4月分の請求書のチェックもしなければならない。早々から忙しくなる予感。




帰り道、栗の花のにおいがして顔をしかめる。
この青臭いにおいが私は嫌いだ。
また、蒸し暑い梅雨の季節の到来が近いことを告げる、私にとっては気分を萎えさせるにおいでもある。
GWが過ぎるとあっという間に暑くなる。
・・・暑いのは苦手だ・・・。


今週の会社(ロビー)の花。
愛らしいピンク色が気持ちを穏やかにしてくれる。



明日は一日だけの休み。
よく休もう・・・。
ため息が出ちゃう。


そういえば昨日のドラマのクラシック演奏会で演奏者が弾いていたのはリストの「ため息」。
私が大好きな曲。
10年以上前、フジ子・ヘミングのコンサートで聴いたときは鳥肌が立った。
フジ子・ヘミング~ため息(リスト)