会社の喫煙所(非常階段)に、珍客がやってきた。

この虫、昼休みも定時後もずっと同じ場所に居た。
祖父が死んだ年の夏、毎晩毎晩、茶の間の網戸にこんな虫が来訪していたことがあった。
「これ、きっとおじちゃんだよ。会いに来たんだよ」
と母が気まぐれに言った。
彼女は豊かな感受性の持ち主であるがゆえ、たまにこのように直感で物を言うことがある。
私たち子供はその言葉を信じていた。思えば無邪気な子供だったものである。
今の子にそんなことを言おうものならば
「は?」
と笑われてしまいそうだ。
今日も会社は蒸し暑くて、後輩女子Yちゃんなんかは「息ができません」と呟いていた。
後輩女子Cちゃんは、暑すぎて昼食が喉を通らないという。
私も指一本動かすのにも苦痛に感じた。
午後になってようやくエアコンが入ったけど、これからが思いやられる。
憂鬱だ。会社に行きたくない・・・。
Google検索で「会社 暑い 辞めたい」とか検索しちゃう勢いである。
銭湯の脱衣所のような湿度と温度のなかで仕事なんてできない。私は番頭になった覚えは無いんだが。
ロビーの花が開花。
・・・ボン!って感じ。

帰宅後、アパートの他の住民とポストの前で遭遇。
80歳弱ぐらいのおばあちゃんで、最近引っ越してきたそうだ。
挨拶をした。
一人暮らし、老婆、・・・。
なんとなく自分の未来を見た気がした・・・。
詮索するのは憚れたので手短に挨拶をしたのだが、すっげー気になるお。
どんな経緯があってここに住み始めたのだろう。
同じアパートの一室。
どんな暮らしをしているのだろうか。
そしてそのおばあちゃんが、死んだ父方の祖母に少し似ているのが印象的だった。
最近、体重が減らない。
弟曰く、夏は代謝が落ちるのだそうだ。
なるほど。
今夜は納豆ご飯というシンプルなメニューにした。
朝はむくみ防止でバナナを一本。


この虫、昼休みも定時後もずっと同じ場所に居た。
祖父が死んだ年の夏、毎晩毎晩、茶の間の網戸にこんな虫が来訪していたことがあった。
「これ、きっとおじちゃんだよ。会いに来たんだよ」
と母が気まぐれに言った。
彼女は豊かな感受性の持ち主であるがゆえ、たまにこのように直感で物を言うことがある。
私たち子供はその言葉を信じていた。思えば無邪気な子供だったものである。
今の子にそんなことを言おうものならば
「は?」
と笑われてしまいそうだ。
今日も会社は蒸し暑くて、後輩女子Yちゃんなんかは「息ができません」と呟いていた。
後輩女子Cちゃんは、暑すぎて昼食が喉を通らないという。
私も指一本動かすのにも苦痛に感じた。
午後になってようやくエアコンが入ったけど、これからが思いやられる。
憂鬱だ。会社に行きたくない・・・。
Google検索で「会社 暑い 辞めたい」とか検索しちゃう勢いである。
銭湯の脱衣所のような湿度と温度のなかで仕事なんてできない。私は番頭になった覚えは無いんだが。
ロビーの花が開花。
・・・ボン!って感じ。

帰宅後、アパートの他の住民とポストの前で遭遇。
80歳弱ぐらいのおばあちゃんで、最近引っ越してきたそうだ。
挨拶をした。
一人暮らし、老婆、・・・。
なんとなく自分の未来を見た気がした・・・。
詮索するのは憚れたので手短に挨拶をしたのだが、すっげー気になるお。
どんな経緯があってここに住み始めたのだろう。
同じアパートの一室。
どんな暮らしをしているのだろうか。
そしてそのおばあちゃんが、死んだ父方の祖母に少し似ているのが印象的だった。
最近、体重が減らない。
弟曰く、夏は代謝が落ちるのだそうだ。
なるほど。
今夜は納豆ご飯というシンプルなメニューにした。
朝はむくみ防止でバナナを一本。

