世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

貞子@コンビニ、ほか

2022年05月26日 23時51分52秒 | Weblog
★貞子@コンビニ
昨日、ブログを更新し終えて煙草を吸おうとしたら、なんと切れているではないか。
勿論風呂上りなのですっぴん&パジャマ。
それでもやっぱり吸いたくて、薄手のコートとマスク装着でコンビニへ。
シルクのヘアキャップは出際に外したので、マンションのエレベーターの鏡に映るは貞子そのもの。(マジで似ていた)

ここのコンビニ、深夜帯にものすごーーーーーーく横柄なおじいちゃんスタッフがいる。
いつも不愉快になるからこの時間帯は避けている私。
特に煙草を買おうとすると「ふん、女ごときが」と言わんばかりに返事をしない。
煙草の番号を言っても「あ?」とか抜かしやがる。

やべー今夜もいるぜ、爺。
「いやだなー」と思いながらレジに並び、順番を待つ。
待ちながら煙草の棚にあるピアニッシモの番号を暗記。

レジ2台のうち、1台にはインド人店員。もう1台には爺が立っている。
2分の1の確率で、爺から煙草を買うことになった。私ってば本当にこういうときにツイてなくて困る。

こうなったら威嚇してやろうぜ!!と思い立つ。
やや猫背の姿勢を保ち、貞子ばりに髪を前面に垂らす。
目を合わせずに貞子のように目を剥きながら「…に、にゃ…く、203番を一つ…ください…な」と。

爺、明らかに狼狽していた。
いつもと違い、優しく接客してくれた。
「お、お一つでいいですか?」
目を合わせずとも、彼の精いっぱいの客に対する畏れというか、恐れが含有されているのがわかる。
「…ええ…」
と言いながら、目を剥きつつ現金払いをする貞子を爺はずっと見ていた。

いつもフル化粧で入店し、嫌な態度を取られてもレジを離れる際は軽く会釈をしたりするよい子ちゃんの自分を放棄した結果、良好な接客を受けられて満足した。
これからはこの作戦でいこう。ビバ貞子。

恐れられたら勝ち。

ちょっと手垢まみれな言葉ではあるが、シンプルにそう思った。


★One Night Carnival
30年来のお友達が彼氏からプロポーズされた。
長年見守ってきたので嬉しく思う。
でも最初、友達は彼氏からの「異動先についてきてくれるか?」をプロポーズだと思わず、日常会話の如く「いーよー」と。
彼氏としては一世一代のプロポーズだったんであろうに。
それにしても「異動先についてきてくれるか?」が氣志團の「One Night Carnival」みたいじゃない?
結婚パーティーがあったら、参列者みんなで踊っちゃおうかなと、そんな話で盛り上がった。踊り、覚えなきゃね。
本当におめでとう。幸せにね。



★子宮作家
夕食を食べて帰宅。
今日はすき家のシーザーレタス牛丼 スーパーフードMIXをチョイス。
お肉も野菜も一度に食べられるので体に良さそう。美味しいので今週2度目。




帰宅後、瀬戸内寂聴好きの職場の先輩SさんとLINEでやり取りをして盛り上がった。
井上荒野先生自身の父親と瀬戸内寂聴先生との不倫を描いた「あちらにいる鬼」が映画化されるという話がきっかけでやり取りが始まった。
そして瀬戸内寂聴先生の「花芯」の話題にシフト。
この作品を出したとき、瀬戸内先生は「子宮作家」と呼ばれた。
以下、Sさんとのトーク。
「『花芯』、官能小説すぎて、会社に持っていったら風紀検査で没収されるのではないでしょうか」
「セクハラ相談室のTさんに没収されちゃうとかwww」
「『鞄の中を見せなさい』…バサッ(本が落ちる音)」
「没収してチラ見するTさんが『面白ろそうだからあとで読もう』とパクる神展開に期待w」
と、大盛り上がり。

今年、こんなに笑ったのは初めてかもしれない。
Sさんは夫に毎日手作りの料理を作っている。忙しいであろうに、それに超真面目な人なのに、こんなアホトークに付き合ってくださり申し訳なく思う。でも彼女も「面白かったwww」と仰っていたので、まあいいか。
ちなみに映画「花芯」の予告編がYouTubeにあるが、マジでセクハラになりそうだから共有しなかった。私にも恥じらいはあるのである。

今日は肉体労働をしたので疲労困憊だったけれど、大笑いしたせいか、気分が軽い。
よく眠れそうな予感。
それに煙草の在庫があるので今日は貞子@コンビニにならずに済みそうだ。