世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

【有給1日目】うにったー

2023年11月02日 | Weblog
今日から数週間、有給を取得して治療に励む。
23年サラリーマンをしてて、こんなこと初めてなので少しビクビクしている…。


今日も順天堂大学病院へ。




病院前の木々がほんのりと紅葉していた。検査のときは蝉時雨が鳴っていたっけ。季節は確実にシフトしていると実感した。


今日も粛々と治療を受ける。

会計を済ませて「ランチをどうしようか」と思案。
病気を告知されたとき、「あ、まだ小川で『うに丼』を食べていないんだ。死ねない」って思ったことを思い出した。
小川のうに丼。
前々からその存在は知っていた。ずっと小川に行きたかったのだが、平日ランチはハードルが高かった。
人生、何があるか本当に分からないので、行けるうちに行っておこうと謎テンションで来訪。



ええ、うに丼を目指しましたわよ。


すでに列ができていて、20分後に席に案内され、オーダーして50分ほど待った。

大将が女将さんがの用意した桶に「これは?」と尋ねると、女将さんが「そのきれいなお姉さんのうに丼用!!」と答えていて、そのお姉さんが私だということに照れた…。
他のお客さんもつられて笑いが起き、良い雰囲気に包まれた。
女将さんがちゃきちゃきしてて大将が物腰が柔らかくて、とてもバランスが取れている。




うに丼とのご対面。




大将に「塩で召し上がって。能登半島から取り寄せている塩だよ」と言われ、その通りにして食べたらうにがほんのりと甘く際立ってて「おお~!!」と思わず唸ってしまった。
そしてこのうにのボリューム。
食べても食べてもうにが減らない。ご飯との兼ね合いを考えずにうにを口に運ぶことができることがかつて自分の人生にあっただろうか。新鮮なのでミョウバンのにおいがしないのもポイント。
幸せにむせび泣きそう。


最後の一口を口に運んだあと、ライブ後のような放心状態で「お、お会計を…」と大将と女将さんに告げ、席を立つ。
「またお待ちしています!お待たせしてすいません!」と大将。
笑顔の女将さんと他のお客さんに見送られて店を出た。

入店から2時間ほど経過していた。とても待たされるけれども絶対にまた来る!と心に誓う。
口内に残留するうにの風味が、ビルの谷間にそよぐ秋の風とともに鼻孔を突き抜けていく。
生きていて良かった!!



築地本願寺は葬儀が執り行われていたので本堂には入れず。


和光にミッキーさん、降臨。



プルームショップで加熱式煙草とJT会員証を提示して無料でカフェタイム。


11月だというのに真夏日。暑いのでマンゴーソースのかかったショコラのジェラートとカフェラテが美味しい。


木村家でキッシュと半熟卵のカレーパンを購入。


ここのキッシュは卵の風味があって、ほうれん草も多めに入っているので食べごたえがあるので好き。



地元のマツキヨでお買い物。
MAQuillAGEのコンシーラーの色味が変わってて合わなくなってた。
いつも面倒を見てくれるBAさんにINTEGRATEのを勧められた。
一度化粧を落として肌に乗せてくれ、納得のうえ購入することに。
薄付きなのにクマもシミも消してくれる神アイテム。しかも安い。
ファンデーションはエリクシール。試供品をたくさんもらった。嬉しい。


細々とした日用品も購入。勿論、割引クーポンを利用。




んでもって、今日は心療内科デー。
待ち時間2時間。
順天堂大学病院での治療に対する不安や迷いは一切なく、このまま安心して治療に専念することをクマ医師に報告した。
ただ生活のリズムが壊れそうで怖いと言ったら、「ゆっくりした方がいいですよ。睡眠は薬で調整できますし」と悪魔のささやきを…。おぬしもなかなか悪よのう。


「治療に専念する!頑張らないと!!」という情熱。
そして「社会性が失われるのでは?」という不安。
そんな気持ちとは裏腹に「…やべ!めっちゃホリデーじゃん!」とニヤニヤしている自分をどうしても否定できないことを、ここに遺しておこう。