成功？

猫がスリスリ…と顎をこすり付けるのは、自分の匂いを付ける為だという。
その匂いは顎の下から出ているそうで…更には新陳代謝がいいからなのか汗や皮脂で汚れやすく、夏なんかになると、人間のニキビのように毛穴が詰まって膿んできたりします。
そして、その一歩手前の状態というのは、黒くブツブツしたカサブタのような汚れが毛穴から出てくるので、顎の下を見ると図のよう“ブツブツ”がたくさん浮き出てるんですよね。



まぁ…そんな状態なので、痒みも出てくるんでしょう。
単純に匂いを付けるためだけではなく、家具の角やブラシを見せると、ガシガシと擦り付けてきたりします。
ただ、家具くらいならいいんですけど、差し出した金属のブラシに擦り付ける強さを愛猫に任せると、血が出るまで擦り付けたりするので、そこは気を付けなきゃいけない。
──にしても、どんだけ痒いんだ…ってな感じなんですけど。

綿やガーゼを濡らして拭き取ってあげたりもしますが、あんまり綺麗には取れない。
そんなわけで、どうしたもんか…と考えた挙句、歯ブラシなんかどうだろう、と思い付きました。
しかも、“山切りカット”で(笑)

早速、100円ショップで山切りカットの歯ブラシを購入し、愛猫を押さえつけながら顎の下をブラッシング。
すると、いい感じに黒いブツブツも取れてきて、最初はくすぐったそうにしていた愛猫も気持ちよさそうにしてました。
そして翌日、水洗いしたその歯ブラシを愛猫に近付けたところ…。



おぉ～
自分の匂いが付いたからでしょうか。
自ら、す～り、す～りと擦り付けてくるではありませんかっ
思いっきり強く擦り付けてきても血が出る心配はないですし、なかなか役に立つ歯ブラシになりそうです